当サイトでは毎月、ネット証券大手6社の売買代金を比較しています。
各社の「ユーザーの株式売買代金の月間合計額」を見れば、日本国内でどの証券会社に勢いがあるのか判断ができると思われます。
以下、2016年11月分のネット証券各社の売買代金の比較です。
▼2016年11月 ネット証券各社の「月間株式売買代金」の比較
(億円未満切り捨て) (国内株)
会社名
|
月間株式売買代金 (現物取引+信用取引) |
月間株式売買代金 (前年同月比)※ |
増減率
(前年同月比) |
楽天証券 |
3兆5215億円 |
+2277億円
|
+6.9% |
松井証券 |
2兆8458億円
|
+142億円 |
+0.5% |
auカブコム証券 |
2兆0985億円
|
+397億円
|
+1.9%
|
GMOクリック証券 |
1兆7781億円
|
-1812億円
|
-9.2%
|
マネックス証券 |
1兆2730億円
|
+668億円 |
+5.5% |
岡三オンライン証券 |
2958億円
|
-303億円 |
-9.3%
|
SBI証券※ |
※非公開 |
※非公開 |
※非公開 |
合計
|
11兆8130億円
|
※2016年6月分から、SBI証券の月次開示は非公開になりました
なお、2016年11月の営業日は20日で、2015年11月の営業日は19日でした。
▼2016年11月 ネット証券各社の「一日あたり株式売買代金」の比較
(億円未満切り捨て) (国内株)
会社名
|
一日あたりの株式売買代金 (前年同月比) |
増減率
(前年同月比) |
|
楽天証券 |
1760億円
|
+27億円
|
+1.5%
|
松井証券 |
1422億円
|
-67億円
|
-4.5%
|
auカブコム証券 |
1049億円
|
-34億円 |
-3.1%
|
GMOクリック証券 |
889億円
|
-142億円 |
-13.7% |
マネックス証券 |
636億円 |
+1億円 |
+0.2%
|
岡三オンライン証券 |
147億円
|
-23億円
|
-13.8%
|
SBI証券 |
非公開 |
非公開
|
非公開
|
合計
|
5906億円
|
ちなみに、ネット証券大手の新規口座開設状況(2016年11月分)の順位表も、作成しました↓
▼ネット証券5社 新規口座開設状況 2016年11月分
順位 | 証券会社名 |
証券口座 月間純増数 |
証券累計口座数 | 店頭FX 口座純増数 |
店頭FX 累計口座数 |
1 | マネックス証券 |
+5,845 |
1,674,318 |
+1,224 |
232,764 |
2 | auカブコム証券 | +3,699 |
1,032,581 |
+517
|
87,162
|
3 | 松井証券 | +3,091 | 1,078,971 |
+97 |
78,668 |
4 | GMOクリック証券 |
+2,367 |
301,915 |
+3,815
|
463,217
|
5 | 岡三オンライン証券 | +982 | 126,312 |
非公開
|
非公開
|
番外 | 楽天証券 | 2012年からデータ非公開 |
毎月のデータ公開は停止中。 ただし、楽天証券の開示情報によると、2016年9月末時点における口座数は2,124,002となっている |
非公開
|
非公開
|
番外 | SBI証券 |
2011年からデータ非公開 |
毎月のデータ公開は停止中。 ただし、SBI証券の開示情報によると、2016年9月末時点における口座数は3,679,200となっている |
非公開
|
非公開
|
合計 |
15,984 (SBI証券と楽天証券を除いた数値) |
4,214,097 (SBI証券と楽天証券を除いた数値) |
比較表のデータは、各証券会社の開示情報から取得。比較表の作成者は当サイト管理人。
▼メモ
2016年11月は日経平均株価が17,425円から18,308円に上昇しました。
また、東証マザーズ指数は936から922へと横ばいで推移しました。
11月は、国内株式市場と米国株式市場がトランプ相場に沸いたため、前月に比べて、オンライン証券会社の顧客の売買が活発になりました。
▼参考記事 東洋経済オンラインからの抜粋です
「トランプ相場」にも喜べない証券会社の事情 – 東洋経済オンライン
個人は"売り"、株価を押し上げたのは誰?
2016年12月06日
トランプ相場に沸いた、11月の株式市場。1万7380円でスタートした日経平均株価は、11月9日の「トランプ・ショック」で一時1万6111円まで突っ込んだものの、トランプ氏の掲げる財政拡大政策が注目されると上昇に転じ、12月1日には1万8746円と年初来高値を更新した。
11月9日以降は商いも盛り上がり、東証1部の11月の1日当たり平均売買代金は2.6兆円と、活況の目安となる2兆円を3カ月ぶりに上回った。市場の活況は、当然ながら証券会社にも波及し
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