マネックス証券は親会社が東証1部に上場しており、またグループ各社がグローバルに展開している証券会社です。マネックス証券でオンライン株取引をするメリットは大きくいって5つあります。
1・ 株取引において、逆指値やツイン指値など多彩な注文機能が使える
2・ トレーディングツール「マネックス・マーケットステーション」の利用料が無料
3・「マネックストレーダー スマートフォン」というスマートフォンやiPadに対応した株取引アプリがある。利用料は無料
4・ 米国株取引に強い
5・ 信用取引 自動決済発注サービス「みまもるくん」がある
メリット1 株取引において、逆指値やツイン指値など多彩な注文機能が使える
マネックス証券では逆指値など、多彩な注文機能が使えます。日中、株価を見ることができないサラリーマンの方には便利です。
■逆指値・・・通常の指値注文とは逆で、指定した価格より株価が高くなったら「買い」、安くなったら「売る」ことができます。
逆指値を使うと「A株が10万円を下回ったら成行売り」といった注文を出すことができます。株価が変動して、10万円を下回ると自動的に成行売りの発注が出され、それ以上損失を拡大するリスクを抑えられます。
いわゆるストップロスオーダーという手法です。ロス(損失)をストップさせるための注文方法です。取引時間中の株価を見ることができない方には重宝します。
■ツイン指値・・・利益確保のための指値注文とロスカットのための逆指値注文を同時に出すことができます。
メリット2 トレーディングツール「新マネックストレーダー」の利用料が無料
マネックス証券では「新マネックストレーダー(マネックス・マーケットステーション)」という株取引と日経225先物取引用のトレーディングツールが無料で使用できます。
トレーディングツールがない証券会社だと、リアルタイムの株価を知るためには、株価更新ボタンを手動でクリックする必要があります。これは正直、めんどくさい作業です。
その点、マネックス証券のようにトレーディングツールが使えると、トレーディングツールが自動で株価を更新してくれるので、リアルタイムの株価を知るのが楽です。特に条件なしに、トレーディングツールが無料なのはありがたいですね。
また、「新マネックストレーダー」ではスピード注文という便利な機能を使うことができます。板情報(気配情報)を見ながら希望の価格にカーソルを合わせ、「買」または「売」をダブルクリックするだけで注文ができる機能です。
メリット3 マネックストレーダー スマートフォンという株取引アプリがある
マネックス証券にはiPhoneやAndroidのスマートフォンで利用できる「マネックストレーダー スマートフォン」という株取引用のアプリがあります。利用料は無料です。
▼マネックストレーダー スマートフォンの関連記事
- マネックス証券、iPhone向け株式取引アプリ「マネックストレーダー スマートフォン(iPhone)」をリリース
- マネックス証券、マネックストレーダー スマートフォン Android版をリリース
- 「マネックストレーダー for iPad」を使った感想 【レビュー】
「マネックストレーダー スマートフォン」は、株価がリアルタイムの自動更新です。電池の減りは早いかもしれませんが、いち早く株価を知ることができるのは長所です。
そして、「マネックストレーダー スマートフォン」は株式ニュースなど各種投資関連情報が見やすいです。
さらに、マネックストレーダー スマートフォンは、アプリ内で株式の発注ができます。そして、その株式の発注に通常注文だけでなく、逆指値注文やツイン指値注文などの特殊注文も使えます。
以上のようにメリットが多いことから、「マネックストレーダー スマートフォン」はスマートフォン向け株取引アプリの中でもかなり出来がよいと感じています。
メリット4 米国株取引に強い
マネックス証券は米国株取引のサービスが充実しています。まず、米国株の取扱い銘柄が3000以上あり、これはネット証券業界の中で一番多くなっています。
また、米国株の取引手数料が安くなっています。
さらに、無料で利用できる米国株取引ツール「トレードステーション」があります。
マネックス証券における米国株取引に興味がある方は、当サイトの「米国株の取引ができるネット証券3社の比較」という記事をクリックしてください。
メリット5 信用取引 自動決済発注サービス「みまもるくん」がある
みまもるくんとは、株の信用取引において、個人投資家が設定した「損切り決済率」になると、自動的に信用取引の決済注文を発注するサービスです。
建玉の損益率について、マネックス証券のユーザーが事前に設定した『損切り決済率』に達すると、ユーザー自身で発注しなくても、マネックス証券が自動的に決済注文を発注してくれます。
『損切り決済率』は、マイナス2%からマイナス20%まで2%刻みで設定できます。
国内株式の信用取引では、FX(外国為替証拠金取引)と同じように、委託証拠金に基づいて自己資金の数倍の取引が可能です。FXでは「自動ロスカット機能」が普及し、取引で発生した損失(ロス)が一定の水準に達した場合、自動的に建玉が決済されます。
自動ロスカット機能があるので、通常の相場なら、個人投資家は自己資金を超える損失が発生するリスクを避けられます。
マネックス証券以外の証券会社では、信用取引において自動ロスカット機能が使えません。
しかし、マネックス証券では「みまもるくん」を使えば、信用取引において自動ロスカット機能が利用できるわけです。