iPad対応の株取引用トレーディングツール 【比較表】

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日中、パソコンで株価を見ることができない人の中には、iPad(アイパッド)でリアルタイムの株価を確認したい方もいるかと思います。今日は、iPadで使える株取引用のトレーディングツールをピックアップしました↓

▼iPadに対応のトレーディングツール 比較表

↓iTunes StoreでダウンロードできるiPad用の株取引アプリ (利用料はどのソフトも無料

▼ツールの名前 株価更新の間隔 アプリによる株式注文 逆指値 日経225先物の取引
備考
楽天証券iSPEED for iPad 最短5秒間隔
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国内株の取引に対応。

マーケット画面では、各種指数・為替レート、チャート、ニュースを同一画面で閲覧可能。

2014年5月から正式に日本株の取引に対応した

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iSPEED for iPadを使った感想 【レビュー】

マネックス証券マネックストレーダー for iPad リアルタイム
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日本株の取引に対応。

アプリ単体での株式注文機能はもちろん、注文照会や残高照会、銘柄登録機能、個別銘柄情報(板・チャート・銘柄詳細情報)、各種指標やランキング・ニュースなどの投資情報など、株式取引がこのアプリのみで完結する。

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マネックストレーダー for iPadを使った感想 【レビュー】

岡三オンライン証券岡三ネットトレーダー for iPad
new!
リアルタイム
×
×

日本株の取引に対応。

登録銘柄リストは岡三ネットトレーダーと連動、登録数は最大2,000銘柄。

ニュースは岡三ネットトレーダーと同等の配信数

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「岡三ネットトレーダー for iPad」を使った感想【レビュー】

岡三オンライン証券岡三ネットトレーダースマホF for iPad リアルタイム
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日経225先物取引と日経225オプション取引に対応。

「通常」、「通常(SO)」、「逆指値注文」、「OCO注文」、「IFD注文」、「IFDO注文」などPCと同等の注文機能を搭載。

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「岡三ネットトレーダースマホF for iPad」を使った感想 【レビュー】

丸三証券マルサントレード for iPhone・iPad 最短30秒間隔
×
×

日本株の取引に対応。

他の取引ツールと連動する株価ボードを搭載。

登録銘柄の銘柄情報、複数気配、チャート、関連ニュースなどをスワイプで切り替え可能。

▲ツールの名前 株価更新の間隔 アプリによる株式注文 逆指値 日経225先物の取引
備考

  • 上記のトレーディングツールの利用料は全て無料です。ただし、パケット通信料はユーザー負担になります。よってトレーディングツールを使う人は、パケット定額制に加入しておくことを推奨します。

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iPad向けトレーディングツールを実際に使用しての感想

私は下記の四つのAPPを、第3世代のiPad第2世代のiPad miniにインストールして使ったことがあります。

  1. マネックス証券マネックストレーダー for iPad
  2. 楽天証券iSPEED for iPad
  3. 丸三証券マルサントレード for iPhone・iPad
  4. 岡三オンライン証券岡三ネットトレーダー for iPad

私の主観では、これらのアプリの出来映えランキングは下記のようになっています。

▼iPad用株式取引アプリの出来映えランキング

1位
同率1位
3位
番外

まず、「iSPEED for iPad」・「マルサントレード for iPhone・iPad」の二つは、株価更新がリアルタイムでないのが残念です。

この二つだと、操作性は「マルサントレード」より「iSPEED for iPad」の方がいいと感じました。

▼「マネックストレーダー for iPad」の評価

「マネックストレーダー for iPad」は、株価がリアルタイムの自動更新です。電池の減りは早いかもしれませんが、いち早く株価を知ることができるのは長所です。

そして、「マネックストレーダー for iPad」は株価チャートや株式ニュースや各種投資関連情報が見やすいです。

さらに、マネックストレーダーは、アプリ内で株式が発注できますし、その株式の発注に逆指値も使えます。以上のようにメリットが多いことから、私はiPad用株式取引アプリの中では、「マネックストレーダー for iPad」が、2014年4月までは一番出来がよいと感じていました。

しかし、2014年5月に楽天証券のiSPEED for iPadの機能が改善されたことにより、この二つのアプリの甲乙がつけがたくなっています。

▼「iSPEED for iPad」の評価

次に出来がよいのは、楽天証券iSPEED for iPadです。iPadの広い画面を生かして、マーケット画面では、各種指数・為替レート、チャート、ニュースを同一画面で閲覧可能となっています。

投資関連情報を得るアプリとしては、「マネックストレーダー for iPad」と同じくらい優れています。ただし、株価の板情報(気配値)の更新がリアルタイムではなく、最短5秒間隔での更新となっています。

「マネックストレーダー for iPad」と「iSPEED for iPad」のどちらを選ぶか? その判断基準について

2014年5月現在、「マネックストレーダー for iPad」と「iSPEED for iPad」は両方とも出来がよいので、個人投資家はどちらを使えばいいか迷うかもしれません。

上記の二つのアプリを選ぶ際の判断基準を書いておきます。

マネックストレーダー for iPad」がおすすめ アプリの解説
  • 板発注機能を使って、株式の注文をしたい人
  • 「マイボード8」という機能を使って、一気に8銘柄分の気配値を見たい人
  • iPadを縦画面だけでなく横画面にしたときも、アプリを使いたい人
  • ロイターニュース速報や株式新聞速報ニュースを読みたい人
iSPEED for iPad」がおすすめ アプリの解説

▼マルサントレードについての評価

「マルサントレード for iPhone・iPad」は、かなりシンプルな作りになっています。短所は機能が少ないところです。また30秒間隔での株価更新となっている点も短所といえます。

長所は機能が少ない分、画面構成がシンプルです。

▼番外 「岡三ネットトレーダー for iPad」について

「岡三ネットトレーダー for iPad」は、「投資情報収集ツールとしては優秀だが、操作に慣れが必要」という印象です。

パソコン用のトレーディングツール並に多くのマーケット情報やランキング情報を見ることができるのですが、その分、画面の構成が複雑になっており、画面の遷移も分かりにくくなっています。

フリックはもちろん、スワイプやダブルタップを使わないと、なかなか目的の画面にたどり着けません。一般的な株取引アプリと比べ、操作性がかなり特殊なので、順位付けでは「番外」としました。

しかし、リアルタイムの株価自動更新機能があり、ニュースやマーケット情報を閲覧する機能はかなり充実しています。操作に慣れれば、株式投資情報を収集するためのツールとしては重宝しそうです。

▼iPhone版とiPad版のアプリの違いについて

ちなみに、マルサントレードは、一つのアプリをダウンロードすれば、iPhoneでもiPadでも両方利用が可能です。

iPhone版で使ってもiPad版で使っても、内容は一緒です。何が違うかというと、iPhoneとiPadでは画面の大きさが違うので、iPad版の方が見やすいです。それだけです。

マルサントレードと違って、iSPEEDはiPhone版とiPad版が二つのアプリに別れています。両方で使いたい場合は、iPhone版とiPad版の二種類をダウンロードした方がよいです。

iSPEEDはiPhone版とiPad版で画面レイアウトがかなり違います。一応、iPhone版をiPadで使うことも可能ですが、iPadを持っているなら、やはりiPad版をダウンロードして使ってみるべきでしょう。

また、マネックストレーダーもiPhone版とiPad版で画面レイアウトがかなり違います。 こちらも、iPadを持っている人は、iPad版をダウンロードして利用することをおすすめします。

▼追記:
「iSPEED for iPad」には株価更新以外に長所があります。「iSPEED」はログインしなくても日経225やダウ、ナスダック、ハンセン指数などの株式指数を表示することができます。そして、ログインしなくても主要な通貨ペアの為替レートを見ることが可能です。

また、「iSPEED for iPad」は、「iPad mini」に正式対応しています。iPad miniにインストールして利用することが可能です。

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