当サイトでは毎月、ネット証券大手6社の売買代金を比較しています。
各社の「ユーザーの株式売買代金の月間合計額」を見れば、日本国内でどの証券会社に勢いがあるのか判断ができると思われます。
以下、2016年6月分のネット証券各社の売買代金の比較です。
▼2016年6月 ネット証券各社の「月間株式売買代金」の比較
(億円未満切り捨て) (国内株)
会社名
|
月間株式売買代金 (現物取引+信用取引) |
月間株式売買代金 (前年同月比)※ |
増減率
(前年同月比) |
楽天証券 |
3兆6277億円 |
-9486億円
|
-20.7% |
松井証券 |
3兆1029億円
|
-4350億円 |
-12.3% |
auカブコム証券 |
1兆9827億円
|
-7085億円
|
-26.3%
|
GMOクリック証券 |
1兆9190億円
|
-5169億円
|
-21.2%
|
マネックス証券 |
1兆1631億円
|
-5945億円 |
-33.8% |
岡三オンライン証券 |
3055億円
|
-1873億円 |
-38.0%
|
SBI証券※ |
※非公開 |
※非公開 |
※非公開 |
合計
|
12兆1011億円
|
※2016年7月(2016年6月分)から、SBI証券の月次開示は非公開になった模様です
なお、2016年6月の営業日は22日で、2015年6月の営業日も22日でした。
▼2016年6月 ネット証券各社の「一日あたり株式売買代金」の比較
(億円未満切り捨て) (国内株)
会社名
|
一日あたりの株式売買代金 (前年同月比) |
増減率
(前年同月比) |
|
楽天証券 |
1648億円
|
-431億円
|
-20.7%
|
松井証券 |
1410億円
|
-197億円
|
-12.3%
|
auカブコム証券 |
901億円
|
-322億円 |
-26.3%
|
GMOクリック証券 |
872億円
|
-234億円 |
-21.2% |
マネックス証券 |
528億円 |
-270億円 |
-33.8%
|
岡三オンライン証券 |
138億円
|
-85億円
|
-38.0%
|
SBI証券 |
非公開 |
非公開
|
非公開
|
合計
|
5500億円
|
ちなみに、ネット証券大手の新規口座開設状況(2016年6月分)の順位表も、作成しました↓
▼ネット証券5社 新規口座開設状況 2016年6月分
順位 | 証券会社名 |
証券口座 月間純増数 |
証券累計口座数 | 店頭FX 口座純増数 |
店頭FX 累計口座数 |
1 | マネックス証券 |
+6,279 |
1,649,847 |
+1,377 |
227,043 |
2 | auカブコム証券 | +4,974 |
1,013,359 |
+682
|
84,595
|
3 | 松井証券 | +3,094 | 1,064,683 |
+119 |
78,274 |
4 | GMOクリック証券 |
+2,334 |
291,130 |
+3,556
|
445,386
|
5 | 岡三オンライン証券 | +636 | 123,790 |
非公開
|
非公開
|
番外 | 楽天証券 | 2012年からデータ非公開 |
毎月のデータ公開は停止中。 ただし、楽天証券の開示情報によると、2016年1月末時点における口座数は200万口座を超えている |
非公開
|
非公開
|
番外 | SBI証券 |
2011年からデータ非公開 |
毎月のデータ公開は停止中。 ただし、SBI証券の開示情報によると、2016年3月31日時点における口座数は3,563,881となっている |
非公開
|
非公開
|
合計 |
12,642 (SBI証券と楽天証券を除いた数値) |
4,125,492 (SBI証券と楽天証券を除いた数値) |
比較表のデータは、各証券会社の開示情報から取得。比較表の作成者は当サイト管理人。
▼メモ
2016年6月は日経平均株価が17,234円から15,575円と大幅に下落しました。
また、東証マザーズ指数も1,144から1,009と大幅に下落しました。
なお、2016年7月(2016年6月分)から、SBI証券の月次開示は、口座開設数だけでなく売買代金に関しても非公開になった模様です。
私がSBI証券に問い合わせたところ「会社の方針が変わった」とのことでした。10年前からSBI証券の月次開示をチェックしてきた私としてはにわかに信じがたい話です。SBI証券は売買代金などの数値でオンライン証券業界のリーダー的存在だったので、その会社が月次開示を止めたとなるとショックです。
しかし、来月も開示がなかったとすれば、「月次開示は終了」という現実を完全に受け入れなければなりません。
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