HYPER SBIに「信用取引のスピード注文」機能が追加

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0

SBI証券にはHYPER SBIという株取引と日経225先物取引に対応したトレーディングソフトがあります。

HYPER SBIはwindowsのパソコンにインストールして使うトレーディングソフトです。

2015年1月10日、このHYPER SBIに「信用取引のスピード注文」機能が追加されました。

設定画面で、信用取引区分や建玉の返済順序などをあらかじめ登録しておくと、「売り」または「買い」の最良気配(発注)ボタンを最短ワンクリックするだけで発注ができます。

HYPER SBIにおける「信用取引のスピード注文」は、こんな画面になっています↓

hyper_sbi_speed_chumon_20150110_006.png

気配値をリアルタイムで確認しながら【売り】ボタンか、【買い】のボタンをクリックすることで、株の注文ができます。

「信用取引のスピード注文」では、あらかじめ条件を指定しておくことで、成行注文指値注文の両方を使うことができます。

右の赤いボタンに表示されているのは、この銘柄の売り気配値です。この画面だと「7211円で売気配が900株ある」ことを示しています。

なので、例えば、あらかじめスピード注文の設定を「発注単位を100株の指値注文」にしておけば、右の赤いボタンをクリックすることで、「7211円の100株の指値注文」を発注することが可能です。

以下、SBI証券のウェブサイトからの抜粋です。

~~~~~~~~~

最短ワンクリックで注文完了!HYPER SBIで信用取引のスピード注文が可能に!

2015年1月10日(土)(20時頃予定)より、いよいよHYPER SBIで信用取引のスピード注文が可能になります!

設定画面で、信用取引区分や建玉返済順序などをあらかじめ登録していただくと、「売り」または「買い」の最良気配(発注)ボタンを最短ワンクリックするだけで発注が完了いたします!

最良気配を確認しながら、狙い澄ました価格で瞬時に発注できるスピード注文は、同じくサービス開始予定の「日計り信用・HYPER空売りサービス」とも相性抜群です!この機会にぜひご利用ください!

(スピード注文機能のサービス開始に伴い、ダウンロードに通常よりお時間を要する場合がございますので予めご注意ください。前後場寄付前後、前引大引前後の各時間帯は特にご注意くださいますようお願いいたします。)

hyper_sbi_speed_chumon_20150110_081.jpg

hyper_sbi_speed_chumon_20150110_082.gif

スピード注文とは、トレーディングツールHYPER SBIにおいて、「売り」または「買い」の最良気配(発注)ボタンを最短ワンクリックするだけで発注が完了する信用取引の注文機能です。現物取引にはご利用いただけません。

スピード注文では、指値(条件なし・IOC指)と成行(条件なし・IOC成)を採用しています。IOC注文については、各市場の立会時間中のみ受付いたします。

■スピード注文発注方法

HYPER SBIにログインすると表示される、ツールバーのパスワード入力欄に取引パスワードを入力し、スピード注文画面を起動します。取引パスワードを入力せずに、スピード注文を選択して発注ボタンをクリックしても、エラーとなりますのでご注意ください。

hyper_sbi_speed_chumon_20150110_083.jpg

スピード注文の初回起動時は、「スピード注文のご利用に関する同意事項」が表示されますので、ご確認の上、「同意する」をクリックしてください。

hyper_sbi_speed_chumon_20150110_084.gif

「設定する」をクリックすると、スピード注文機能設定画面が表示されますので、信用取引区分や注文種類等をあらかじめ設定してください。

hyper_sbi_speed_chumon_20150110_085.gif

スピード注文機能設定が完了すると、ポップアップウィンドウ形式のスピード注文画面が起動しますので、注文内容を設定し、発注ボタンをクリックします。

■スピード注文画面

↓画像はクリックで拡大可能です

hyper_sbi_speed_chumon_20150110_086.jpg

※スピード注文では注文期間が当日中のみとなります。期間指定注文はご利用いただけません。

※「信用返済」の場合は執行条件、注文期間の他に建玉の返済順序が表示されます。

※同一銘柄・預り区分・返済期限の建玉を複数お持ちの場合でも、建玉を個別に指定して返済することはできません。

■スピード注文機能設定画面

hyper_sbi_speed_chumon_20150110_087.jpg

▼ご注意事項

スピード注文において日計り信用取引で新規売りを行う場合、「HYPER料」が表示されている銘柄については
「HYPER空売り」として発注されますので、十分にご注意ください。

hyper_sbi_speed_chumon_20150110_088.jpg

「一般信用売り銘柄一覧」および「HYPER空売り銘柄一覧」については、ツールバーの「マーケット情報」>「各種一覧」>「一般信用売り」からご確認いただけます。

 ~~中略~~

hyper_sbi_speed_chumon_20150110_089.gif

IOC注文(Immediate or Cancel order )とは、指定した値段かそれよりも有利な値段で、即時に一部あるいは全数量を約定させ、成立しなかった注文数量を失効させる条件付注文です。

IOC指値 指定した値段かそれよりも有利な値段で、即時に一部あるいは全数量を約定させ、成立しなかった注文数量を失効させる条件付注文です。
IOC成行 注文執行時の値段で、即時に一部あるいは全数量を約定させ、成立しなかった注文数量を失効させる条件付注文です。

※IOC注文については、即時に約定しない残注文は失効するため、訂正注文や取消注文はありません。

hyper_sbi_speed_chumon_20150110_090.gif

【ポイント1】 注文が板に残らず、発注後すぐに約定または失効いずれかの結果がわかります!

「注文を出してすぐに約定するか、約定しなければキャンセルとなり板に残らない注文」「今すぐこの条件であれば約定させたい、今すぐでなければ残りはキャンセル」という発注が可能になります。

【ポイント2】 相場急変時に未約定分の取消や訂正を行う必要がありません!

刻一刻と変化するマーケットでは、発注後の状況変化に対応し「注文を取り消したい」と思っていても間に合わない場合がありますが、このIOC注文を活用すれば、すぐに約定できなかった注文数量は自動的にキャンセルされる仕組みですので、そのようなリスクを回避した発注が行えます。たとえば、「買い指値注文を出したが、その後相場が急変し、急いで未約定分を取り消そうとしたものの間に合わずに約定してしまった」というようなリスクがなくなります。

【ポイント3】 不公正取引と判定される懸念を軽減します!

発注後の取消および訂正や未約定分の取消を繰り返すと、「不公正取引の疑いあり(見せ玉等)」と見なされる恐れがありますが、IOC注文は約定/キャンセルが自動的に行われ板に注文が残らない注文方法であるため「見せ玉」等不公正取引の懸念を軽減させる側面も期待されます。

~~~以上、SBI証券のウェブサイトからの抜粋~~~

▼関連記事

SBI証券の「HYPER 株アプリ」を使った感想【レビュー】

SBI証券の「HYPER 先物オプションアプリ」を使った感想 【レビュー】

SBI証券、「日計り信用」と「ハイパー空売り」サービス開始

SBI証券、「無期限 一般信用売」「短期信用」「日計り信用」などを導入予定【2015年】

マーケットスピードに板発注機能「武蔵」とワンクリック注文「エクスプレス注文」が搭載

SBIネオトレード証券のスマホ用株取引アプリ、逆指値などの特殊注文に対応

信用取引とは【株式用語解説】

制度信用取引とは【株式用語解説】

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする