岡三オンライン証券、日経225先物の必要証拠金が少なくてすむ「アクティブ先物取引コース」を新設

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岡三オンライン証券が、2015年9月28日から、アクティブ先物取引という新種の日経225先物取引サービスを開始すると発表しました。

アクティブ先物取引では、建玉の返済期限が1セッションに限定される代わりに、通常の日経225先物取引の約50%の証拠金で建玉を建てることができます。

日経225先物取引における1セッションとは、日中取引やナイトセッション(夜間取引)のことです。

例えば、日中取引時間中の13時に玉を建てたとして、その建玉を反対売買せずに放っておくと、通常の日経225先物取引ではナイトセッションにその玉が持ち越されます。しかし、アクティブ先物取引で玉を放っておくと、日中取引の締めの時間である15時15分に自動的に反対売買が行われます。

それと同じように、ナイトセッションにおいても、アクティブ先物取引では、建てた玉を放置していると、ナイトセッションの締めの時間である午前3時に、建玉は自動決済されます。

このように、建玉の持ち越しができないという制約がありますが、その代わり少ない証拠金で建玉を建てることができるのがアクティブ先物取引です。

少ない証拠金で建玉を建てることができるので、通常より高いレバレッジでの取引が可能です。

以下、岡三オンライン証券における「通常の日経225先物取引」と「アクティブ先物取引」の主な違いを、比較表でまとめてみました。

通常の日経225先物取引 アクティブ先物取引
必要証拠金

SPAN証拠金額×120%

(2015年9月18日時点)

SPAN証拠金額×50%~
返済期限 SQ算出日まで 新規建を行ったセッションの終了時間まで
リアルタイム
ロスカット機能※
なし
あり
取引手数料

取引手数料は通常の日経225先物取引もアクティブ先物取引も同じ

(岡三オンライン証券のコールセンターの方に確認済み)

※「アクティブ先物取引」では、ロスカットルールを採用しており、リアルタイムに証拠金余力を計算し、一定の基準を下回った場合に自動的に全ての建玉が決済されます。

なお、このアクティブ先物取引の類似サービスとしては、松井証券一日先物取引があります。

また、SBI証券が2015年10月3日からHYPER先物という似たようなサービスを開始予定です。

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