大阪証券取引所が米国最大の先物市場シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)と業務提携し、ダウ工業株平均先物を上場させることを決めたと発表しました。
ダウ工業株平均先物の大証上場は、2012年になる予定とのことです。
大阪証券取引所からのお知らせ – 大証ウェブサイト
2011/07/26
CMEグループとの業務提携契約の締結について
本日,(株)大阪証券取引所とCMEグループは,業務提携に関する契約を締結したことを発表いたしました。
今回の業務提携により,当社は,今冬を目途に,CMEグループの協力のもとダウ・ジョーンズ工業株平均株価を対象とした円建て先物取引を開始する予定であり,また,CMEグループが開始予定の円建て100円倍日経平均先物(E-micro日経先物)のマーケティング等に協力して参ります。更に両取引所は今後も共同で商品開発,マーケティング及びプロモーション活動等を進めて参ります。
詳細は,以下をご覧ください。
以下、朝日新聞のウェブサイトからの抜粋です。
大証がダウ先物を上場へ 米CMEと業務提携
大阪証券取引所は、米国最大の先物市場シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)と業務提携し、ダウ工業株平均先物を大証市場に上場させることを決めた。来年にも取り扱いを始める方針で、26日に発表する。
大証は2008年9月にCMEと覚書を交わしており、今回のダウ上場で一段と関係を深める。大証は得意とするデリバティブ(金融派生商品)の夜間取引時間を翌朝3時まで拡大し、海外市場と連動した取引を可能としたばかり。今回、品ぞろえを充実させることで投資家の利便性向上を図る。
今でも業者によっては、個人投資家が「NYダウ先物」の取引をすることはできますが、海外の取引所に発注する必要があります。
これが、来年には大証にダウ先物の注文ができるようになる予定です。実現すれば、注文にかかる手数料が、海外の取引所に発注するより安くなる見込みです。
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