楽天証券のiDeCoで投資を行うメリットとは

確定拠出年金というのは、将来給付される年金額が運用次第で変動する年金です。投資信託や元本確保型の商品に積立投資をすることで、個人が老後のために年金を積み立てていく仕組みになっています。

証券会社の口座で、個人型確定拠出年金の制度を使って投資を行った場合の主なメリットは以下の三つです。

上記のように、「個人型確定拠出年金＝iDeCo」の制度を使った投資には、税制の優遇措置があります。

これらのメリットについて概要を知りたい方は、下記リンク先のiDeCo（イデコ）のチラシを読むのがおすすめです。政府が作ったチラシにしては意外な程わかりやすい内容です。

個人型確定拠出年金の制度を使って投資を行った場合の最大のデメリットは、掛金を原則として60歳まで引き出せないことです。

なぜこういう仕組みになっているかというと、個人型確定拠出年金は「年金」という名前が付いていることからも判りますが、個人の老後の資金を作るための制度だからです。

個人型確定拠出年金は、「国民年金や厚生年金だけでは老後の生活が心配な人は、追加で個人型確定拠出年金を積み立てておいてね。60歳まで引き出せないけど、その代わり税金面で優遇してあげるよ」という主旨で政府が作った制度です。

というわけで、個人型確定拠出年金は「60歳まで資金を拘束されてもいいから、節税効果を得ながら、老後に備えて投資したい」という個人投資家に向いています。

では、ここからは楽天証券の口座で個人型確定拠出年金に投資するメリットを説明します。

▼楽天証券の個人型確定拠出年金で投資を行うメリットは主に4つある

１．　運営管理手数料は誰でも条件なしでずっと無料

対面で業務を行っている大手証券会社や銀行で個人型確定拠出年金の投資を行うと、通常、運営管理手数料が毎月300円以上かかります。

しかし、楽天証券の個人型確定拠出年金では、運営管理手数料が誰でも条件なしでずっと無料です。

ただし、国民年金基金連合会および事務委託先金融機関（信託銀行）が設定する管理手数料として、月額167円（税込）が別途かかります。

２．　個人型確定拠出年金で投資できる投資信託の数が多い。低コストのファンドも多い

楽天証券の個人型確定拠出年金では投資できる投資信託の数が25以上あります。また、元本確保型の金融商品（みずほDC定期預金）が一つあります。

投資信託で、低コストで投資をしたい方は「たわらノーロード」シリーズや「三井住友・DC」シリーズを投資先として選択することになるでしょう。これらの投資信託は信託報酬が年0.4%以下となっており低コストです（ただし、三井住友・DC世界バランスファンドを除く）。

また、信託報酬は年0.72%とやや高くなっていますが、セゾン投信のファンド「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」に投資することも可能です。

３．　楽天証券のウェブページで年金資産を管理できる。証券資産と年金資産が１つのIDで管理可能

楽天証券の通常の証券取引口座を持っている人が確定拠出年金の利用を申し込むと、楽天証券のウェブページで年金資産も管理できます。証券関連の資産と年金資産が１つのIDで管理可能です。

４．　土曜日でも確定拠出年金専用ダイヤルにて電話の問い合わせが可能

楽天証券の確定拠出年金では、土曜日でも9時～17時の間、確定拠出年金専用ダイヤルが営業しているので、電話で問い合わせが可能です。

ただし、土曜日に相談できる問い合わせは、確定拠出年金（iDeCo）に関する内容のみになります。確定拠出年金以外に関する内容は、平日の受付となっています。

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