東証、株の現物取引の取引時間拡大を見送り

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2014年11月25日、日本取引所グループの斉藤惇グループCEOが「東京証券取引所の夜間取引市場の創設を始めとする現物株市場の取引時間拡大を見送る」と発表しました。

日本取引所グループは東証の親会社です。

以下、ブルームバーグ社の記事からの抜粋です。

日本取引所:現物株の取引時間拡大見送る、証券界と温度差

  11月25日(ブルームバーグ):日本取引所グループ(JPX )は、現物株の取引時間拡大を見送る。国際金融センターとしての機能を強化するため、海外に比べ短い日本の取引時間を拡大しようと議論、検討を重ねてきたが、実務負担の増加につながる証券界の一部とのギャップを埋め切れなかった。

日本取引所の斉藤惇グループ最高経営責任者(CEO)が25日の定例会見で明らかにした。斉藤氏は・・・

というわけで、当分の間、東証自身が夜間取引市場や夕方取引市場を運営する可能性がなくなりました。

ちなみに、現在、日本株の夜間取引ができるのはSBI証券だけです。

当面の間、東証が夜間取引市場を運営する可能性がなくなり、SBI証券の経営陣は胸をなでおろしていることでしょう。

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