SBIネオトレード証券が新しい証券取引システムを導入、逆指値注文にS指値・M成行・M指値を追加

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2012年9月2日、SBIネオトレード証券が自社の「証券取引システム」と「日経225先物・オプション取引システム」を、新システムに切り替えました。

新システム導入に伴い、「ライブスター トレーダー ダウンロード版」というトレーディングツールが廃止となりました。新たに株取引と日経225先物取引に対応した「livestar R(ダウンロード版)」というトレーディングツールがリリースされています。

「livestar R(ダウンロード版)」はwindowsのパソコンにインストールして使うタイプのトレーディングツールで、利用料は無料となっています。

また、新システム導入に伴い、逆指値注文が多機能になっています。今までSBIネオトレード証券の逆指値注文では「逆指値S(成行)」しか使えませんでした。

新システムでは、「逆指値S(指値)」「指値M(成行)」「逆指値M(指値)」の三つの注文方法が追加されています

新システム
(2012年9月2日以降)
旧システム
1・逆指値S(成行)
現行システムの逆指値と同様
1・逆指値
現在値を基準として、買いの場合は「以上」、売りの場合は「以下」の価格設定を行い、その価格に到達した時点で成行注文を発注する。
2・逆指値S(指値)
現在値を基準として、買いの場合は「以上」、売りの場合は「以下」の価格設定を行い、その価格に到達した時点で指値注文を発注する。
無し
3・逆指値M(成行)
現在値を基準として、買いの場合は「以下」、売りの場合は「以上」の価格設定を行い、その価格に到達した時点で成行注文を発注する。
無し
4・逆指値M(指値)
現在値を基準として、買いの場合は「以下」、売りの場合は「以上」の価格設定を行い、その価格に到達した時点で指値注文を発注する。
無し

以下、SBIネオトレード証券のウェブサイトからの抜粋です。

~~~~

証券新システム変更点 – SBIネオトレード証券

株式現物・信用取引

執行条件一覧表

↓クリックで拡大可能

livestar_new_System_kabu_20120902-01.jpg

 ~~中略~~

逆指値注文の注文執行条件が追加されます。

逆指値の指定価格に到達した時点の執行条件が、「成行」のほかに、「指値」をご選択いただけるようになります。
Web版とダウンロード版では発注方法が異なりますので、ご注意ください。

■逆指値S、逆指値MはWeb版での発注方法となります。
■ダウンロード版では、逆指値条件で「以上」「以下」を選択いただくことで、同様の発注が可能です。

※逆指値Sの【S】はSO注文(Stop Order)を意味しております。
※逆指値Mの【M】はMIT注文(Market if touched)を意味しております。

新システム
現行システム
1・逆指値S(成行)
現行システムの逆指値と同様
1・逆指値
現在値を基準として、買いの場合は「以上」、売りの場合は「以下」の価格設定を行い、その価格に到達した時点で成行注文を発注する。
2・逆指値S(指値)
現在値を基準として、買いの場合は「以上」、売りの場合は「以下」の価格設定を行い、その価格に到達した時点で指値注文を発注する。
無し
3・逆指値M(成行)
現在値を基準として、買いの場合は「以下」、売りの場合は「以上」の価格設定を行い、その価格に到達した時点で成行注文を発注する。
無し
4・逆指値M(指値)
現在値を基準として、買いの場合は「以下」、売りの場合は「以上」の価格設定を行い、その価格に到達した時点で指値注文を発注する。
無し

 ~~中略~~

IFD、IFDO注文における、子注文(DONE-SIDE)の発注方法が変更されます。

新システム
現行システム
親注文が全量約定してから、子注文が発注される。 親注文が部分出来した都度、約定した枚数分だけ子注文が発注される。

OCO注文の仕様が変更されます。

新システム
現行システム
【現物】
「売り注文」時のほか、「買い注文」時にも、利用が可能。
【現物】
「売り注文」時のみ利用が可能。
【信用】
「返済注文」時のほか、「新規注文」時にも、利用が可能。
【信用】
「返済注文」時のみ利用が可能。
執行条件で、「指値」のほか「不成」の利用が可能。 執行条件は「指値」のみ利用が可能。
逆指値条件に到達した時点で、発注済の「指値」または「不成」を「成行」または「指値」へ訂正。 逆指値条件に到達した時点で、発注済の「指値」を「成行」へ訂正。

注文の有効期限が変更されます。

新システム
現行システム

発注日から起算し、最長30営業日まで

■権利付最終日を超える期限の設定は不可

発注日から起算し、最長6営業日まで

■権利付最終日を超える期限の設定は不可。

注文の有効期限の訂正が出来るようになります。

新システム
現行システム

発注日から30営業日までの期間において、変更が可能

■権利付最終日を超える期限の設定は不可。

不可

▼参考資料 PDF

証券取引システム⼊替に伴う重要なお知らせ (2012年8⽉24⽇更新)(PDF)

~~以上、SBIネオトレード証券のウェブサイトからの抜粋~~

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