以前、当サイトで「SBI証券、投信積立に毎日積立や毎週積立コースなどを追加」という記事を配信したことがあります。
「SBI証券の投信積立サービスでは、2017年10月からは、毎日、毎週、毎月など5コースのなかから自由に積立コースが選べるようになる」という旨の記事でした。
毎日積立や毎週積立ができるようになり便利になりました。これに加えて、SBI証券の投信積立サービスでは2017年10月から「NISA枠ぎりぎり注文」と「課税枠シフト注文」が使用可能となっています。
NISA枠ぎりぎり注文を使えば、残りNISA投資可能枠よりも積立金額が多い場合、自動でNISA投資可能枠を使い切る金額で積立発注を行ってくれます。
これにより、「残りNISA投資可能枠よりも積立金額が多くて注文ができない」という事態を避けることが可能です。
また、課税枠シフト注文を使えば、NISA投資枠が積立設定金額以下の場合、課税預り(一般預り/特定預り)として発注する注文として積立発注を行なってくれます。
「NISA投資枠を使わなくてもいいので、確実に積立を行いたい」という状況のときには、課税枠シフト注文を使えばよいわけです。
以下、SBI証券のウェブサイトからの抜粋です。
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NISA投資可能枠を使い切れる!「NISA枠ぎりぎり注文」「課税枠シフト注文」
「NISA投資可能枠が残っていなかったため、NISAで積立の注文ができなかった・・・」
今までの投信積立サービスでは、例えば毎月50,000円の積立設定をしているのに、残りのNISA投資可能枠が40,000円しかなく、残りのNISA投資可能枠を超える積立注文があった場合、注文ができず、NISA投資可能枠を使い切ることができませんでした。
そんな問題を解決するために、投信積立サービスにNISA投資可能枠の残りに応じて自動で注文金額を調整する「NISA枠ぎりぎり注文」と、NISA投資可能枠に収まらなかった注文分を自動で課税口座での注文に変更する「課税枠シフト注文」が加わりました!
この新しい注文方法(NISA枠ぎりぎり注文と課税枠シフト注文の2つの設定)を活用すると、積立設定を変更することなく、NISA投資可能枠と残さず使いきることができるようになります。
▼NISA枠ぎりぎり注文
残りNISA投資可能枠よりも積立金額が多い場合、NISA投資可能枠を使い切る金額で積立発注を行ないます。
▼課税枠シフト注文
NISA投資枠が積立設定金額以下の場合、課税預り(一般預り/特定預り)として発注する注文として積立発注を行ないます(NISA枠ぎりぎり注文か課税枠シフト注文のどちらか、または両方をご選択いただけます。)。
(例)NISA投資可能枠:5,000円、積立設定金額:10,000円の場合
1.NISA枠ぎりぎり注文と課税枠シフト注文の両方を設定
⇒NISA預りで5,000円、課税預り(一般預り/特定預り)で5,000円の買付
2.NISA枠ぎりぎり注文のみ設定
⇒NISA預りで5,000円の買付
※課税預り(一般預り/特定預り)で買付はしません。
3.課税枠シフト注文のみ設定
⇒課税預り(一般預り/特定預り)で10,000円の買付
※NISA預りで買付はしません。
4.NISA枠ぎりぎり注文と課税枠シフト注文の両方とも設定しない
⇒NISA預りでも課税預り(一般預り/特定預り)でも買付はしません。
~~以上、SBI証券のウェブサイトからの抜粋~~
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