私設取引所における株の信用取引が2017年以降に解禁か？【夜間取引】

以前、当サイトで現在、株の夜間取引ができるのはSBI証券だけです【PTS】という記事を配信したことがあります。

「2016年現在で、個人投資家が株の夜間取引を行うことができる証券会社はSBI証券だけである」という旨の記事でした。

このSBI証券の夜間取引では、SBIジャパンネクスト証券という会社が運営している私設取引所（PTS）のシステムが使われています。

さて、ここからが今日の本題なのですが、2017年以降に、PTSでも信用取引が可能になるかもしれません。

現在、SBI証券の口座を持っている人は、PTSで現物株と日経225先物・オプションの取引を行うことが可能です。しかし、株の信用取引はPTSに対応していません。

日経新聞によると、金融庁がPTSでも信用取引ができるようにする規制緩和の検討に入ったと報じています。以下、日経新聞の電子版からの抜粋です。

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株の信用取引、夜間も　17年にも証取外で解禁
金融庁検討

2016/8/26 1:12

　金融庁はお金を借りて株を買うなどする信用取引について、東京証券取引所が閉まっている早朝や夜間もできるようにする規制緩和に乗り出す。いまは取引所にしか認めていない信用取引を、証券会社などが独自に運営する「私設取引所」にも解禁する方向だ。個人投資家の株売買で半分以上を占める信用取引の利便性を高め、株式市場の活性化につなげる。

　取引所以外での取引や市場間競争のあり方については、金融審議会（首相の諮問機関）が議論している。年内をメドに結論を出し、早ければ来年から解禁する。

　信用取引は・・・