SBI証券、日経225先物取引においてJ-NETクロス取引を導入【2014年10月14日より】

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以前、当サイトで「SOR注文とは」という記事を配信したことがあります。

SBI証券では、現物株取引においてSOR注文が使えます。

「SOR(スマート・オーダー・ルーティング)注文」とは、複数市場から最良の市場を選択して注文を執行する形態の注文です。

SBI証券のユーザーがSOR注文を使うと、東証などと私設取引市場(ジャパンネクストPTS)で提示されている気配値を監視し、原則、最良気配値を提示する市場へ自動的に注文が発注されます。

つまり現物株取引において、SOR注文を使った方が、通常の注文より安く株を買える可能性が高くなるのです。

さて、2014年10月14日から、このSOR注文の日経225先物取引版といえるJ-NET(ジェイネット)クロス取引SBI証券で使えるようになります。

J-NETクロス取引を使うことで、通常の注文より有利な価格で、日経225先物が約定する可能性が出てきます。

以下、SBI証券のウェブサイトからの抜粋です。

~~~

先物・オプション取引の新サービス「J-NETクロス取引」10/14開始!

sbi_J-NET_cross_20141014_001.gif

日本初(※)となる先物・オプション取引の新サービス「J-NET(ジェイネット)クロス取引」を2014/10/14(火)より開始予定!日経225先物、ミニ日経225先物をお取引いただいた場合、取引所 立会市場に直接発注するよりも有利な価格で取引できる可能性がある新サービスです。詳細は下記をご確認ください。

※一般投資家向けのサービスとしては日本初。2014/9/26時点(SBI証券調べ)

1・ J-NETクロス取引とは

「J-NET(ジェイネット)クロス取引」とは、取引所立会取引より有利な価格にて約定する機会を提供するため、SBIジャパンネクスト証券が取次ぐ注文とのマッチングが行えるかの確認を行い、大阪取引所の立会価格より有利または同等の価格にて約定が可能な場合にSBI証券内でSBIジャパンネクスト証券の取次ぐ注文とマッチングし、取引所の立会外市場(J-NET)にて約定する取引です。この取引により取引所の立会価格より有利な価格で取引できる可能性があります。

※発注開始日時以降にご発注いただいた先物取引注文(対象注文の詳細はこちら)が対象となります。

※初期設定は本サービスをご選択頂いた状態になっておりますが、設定により本サービスを利用せずにご発注いただくこともできます。(設定方法はこちら)

J-NETクロス取引のイメージ図

sbi_J-NET_cross_20141014_002.gif

2・ J-NETクロス取引のメリット
– 取引所立会市場の最良気配より有利な価格で取引できる可能性があります –

「J-NETクロス取引」をご利用いただくと以下のメリットを享受できる可能性があります。

取引所立会市場の最良気配より有利な価格にて取引できる可能性があります。

お取引の具体例はこちらからご確認ください。

3・ J-NETクロス取引は選択制でご利用いただけます

「J-NETクロス取引」対象のご注文をいただく際の注文画面では、J-NETクロスを「優先する」が初期設定となっております。チェックが入った状態でご注文いただくとJ-NETクロス取引を利用したご注文となります。その他の注文操作は通常と同様です。

J-NETクロス取引の利用をご希望されないお客様は、お手数ですがチェックを外してからご注文ください。また、設定画面から「J-NETクロス初期設定」の操作が可能です。設定方法は下記をご確認ください。本設定は各チャネル毎に設定が必要となりますので、ご注文の際は事前にご確認の上、ご注文くださいますようお願い申し上げます。

注文画面

sbi_J-NET_cross_20141014_003.gif

設定画面

sbi_J-NET_cross_20141014_004.gif

~~以上、SBI証券のウェブサイトからの抜粋~~

なお、J-NETクロス取引を使った取引ですが、通常の日経225先物取引の注文と、手数料は同じになります。

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