日本の株式市場の大勢を見極めるためには、外国人投資家による株式の売買状況に注意を払わなくてはなりません。
▼証券会社のニュースのページから外国人の売買動向を知る
外国人投資家の日々の売買状況を知るためには、平日のAM8:00~8:50ごろにロイター・ニュースや株式新聞速報ニュースから配信される外資系証券経由の注文状況(外国証券の寄り付き前の注文動向)を見ておくとよいでしょう。
ロイターニュースと株式新聞速報ニュースは、楽天証券やauカブコム証券で証券取引口座を開設すれば、それらの口座にログインすることで、無料で読むことができます。二社ともニュースの閲覧は無料です。
▼外国人投資家の週間の売買状況を、投資部門別売買状況というデータから知る
また、外国人投資家の週間の売買状況は、東京証券取引所が毎週木曜日に発表する「投資部門別売買状況」というデータを見ればわかります↓
・東証ウェブサイト 投資部門別売買状況 (投資部門別売買状況とは個人、海外投資家、金融機関、事業法人など、投資部門別に売買の状況を集計した統計のこと)
ただ、上記のサイトに掲載されるデータは、エクセルとPDFのファイルなので、見るのが面倒だという方もいるかもしれません。そんな方は、金曜日の日経新聞朝刊に「投資部門別売買代金差額」のコーナーがあるので、それを見ましょう。
ちなみに、楽天証券の口座を持っていて、Windowsのパソコン向けの株取引ソフトであるマーケットスピードを使っている方は日経テレコン21を利用できます。日経テレコン21を使えば、日経新聞を買わなくても、「投資部門別売買代金差額」のコーナーを見ることができます。
また、楽天証券にはiPhoneやAndroidのスマートフォンに対応したiSPEEDという株取引アプリがあります。iSPEEDを使うと、誰でも無料で日経テレコンを利用することが可能です。
毎週金曜日に日経テレコンで、「きょうの新聞 > 日本経済新聞朝刊」をクリックして、検索窓で「投資部門別」というキーワードで検索をすれば該当記事にたどり着けます(たまに検索にひかっからない週もあります)。
日経新聞を購読していない方や楽天証券の口座を持っていない方は、トレーダーズウェブの外資系証券寄り付き前注文動向のページを見て下さい。
ちなみに、このトレーダーズウェブのページには有料ですが、バックナンバーもあります。
また、トレイダーズウェブの投資主体別売買動向のページも便利です。こちらは無料です。
外国人投資家(海外投資家)の売買状況を観察することで、日本株を買うタイミングを計る参考にしたいものです。
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