SBI証券の証券取引口座を開設している人は、追加で外国株式取引口座を開設するとアメリカ市場に上場している株が取引可能になります。
今まで、SBI証券の米国株取引では注文をする際、指値注文しか使えませんでした。しかし、2017年7月17日からアメリカ株の取引でも成行注文が使用可能となります。
以下、SBI証券のウェブサイトからの抜粋です。
~~~
米国株式「成行注文」機能追加のお知らせ
お待たせいたしました!
米国株式で「成行注文」ができるようになります!
多くのお客さまのご要望にお応えして、米国株式の注文種類に成行注文を追加いたします。
2017/07/15(土)のメンテナンス明けより、2017/07/17(月)の米国株式取引時間向けの発注が可能となります。
なお、メンテナンス明けの時間は前後いたします。
7/17(月)22:00スタートの現地約定日向け注文より「成行注文」が可能となります!
■成行注文とは?
買付または売却の価格を指定せず、市場で約定可能な値段で約定する注文方法です。約定価格は約定するまでは分かりません。
※相場状況によっては、発注時と乖離した価格で約定する場合がありますのでご注意ください。
■指値注文との違い
成行注文と指値注文は、注文発注時に価格を指定するかしないかの違いがあります。
指値注文は、買付、または売却の価格を指定し、買いの場合は上限値(◯円までだったら買いたい)を、売りの場合は下限値(△円までだったら売りたい)を指定して注文します。
また、成行注文の場合は、注文時に約定代金がわからないため、概算約定代金に指定の上乗せレートを掛けた買付余力が必要です。詳しくは、成行注文の概要をご確認ください。
■成行注文の概要
売買 売り・買いともに成行注文可 注文可能時間 注文受付時間、取引時間ともに注文可
※注文受付時間中に受けた注文は、取引時間に順次発注いたします。
期間指定 当日注文のみ 注文取消 注文が約定するまでの間であれば取消可 注文訂正 未約定の指値注文(当日注文)のみ、成行注文への訂正可 成行注文時余力確認 注文時に注文確認画面表示時点で取得した基準価格を基準に、以下の計算式で算出した金額の余力拘束を行います。
(1)【特定/一般預りでの注文】
(a)特定/一般預りの注文による買付余力の拘束は以下のとおり行います。
<寄付前の注文時>
【外貨決済の場合】
前営業日の終値(米ドル)×上乗せレート※1(%)×株数+手数料(米ドル)【円貨決済の場合】
{前営業日の終値(米ドル)×上乗せレート※1(%)×株数+手数料(米ドル)}×注文時概算為替レート×105%<寄付後/ザラ場中>
【外貨決済の場合】
注文時点の直近価格(米ドル)×上乗せレート※1(%)×株数+手数料(米ドル)【円貨決済の場合】
{注文時点の直近価格(米ドル)×上乗せレート※1(%)×株数+手数料(米ドル)}×注文時概算為替レート×105%
(2)【NISA預りでの注文】
(a) NISA預りの注文による買付余力の拘束は以下のとおり行います。
<寄付前の注文時(NISA預りでの注文)>
【外貨決済の場合】
{前営業日の終値(米ドル)×上乗せレート※1(%)×株数+手数料(米ドル)}×注文時為替レート×105%【円貨決済の場合】
{前営業日の終値(米ドル)×上乗せレート※1(%)×株数+手数料(米ドル)}×注文時概算為替レート×105%<寄付後/ザラ場中(NSA預りでの注文)>
【外貨決済の場合】
{注文時点の直近価格(米ドル)×上乗せレート※1(%)×株数+手数料(米ドル)}×注文時為替レート×105%【円貨決済の場合】
{注文時点の直近価格(米ドル)×上乗せレート※1(%)×株数+手数料(米ドル)}×注文時概算為替レート×105%(b) NISA預りの注文によるNISA枠の拘束は以下のとおり行います。
<寄付前の注文時NISA預りでの注文)>
【外貨決済の場合】
前営業日の終値(米ドル)×上乗せレート※1(%)×株数×注文時為替レート× 105%
【円貨決済の場合】
前営業日の終値(米ドル)×上乗せレート※1(%)×株数×注文時概算為替レート×105%<寄付後/ザラ場中(NISA預りでの注文)>
【外貨決済の場合】
注文時点の直近価格(米ドル)×上乗せレート※1(%)×株数×注文時為替レート×105%【円貨決済の場合】
注文時点の直近価格(米ドル)×上乗せレート※1(%)×株数×注文時概算為替レート×105%
※1 上乗せレート(2017/7/8現在)
※1 上乗せレート(2017/7/8現在)
基準価格が0ドル~100ドル未満・・・110%
基準価格が100ドル以上・・・103%
~~SBI証券のウェブサイトからの抜粋~~
なお、SBI証券が2017年7月17日から米国株に成行注文を導入するので、後日、当サイトの米国株の取引ができるネット証券3社の比較という記事を更新する予定です。
▼関連記事
マネックス証券、「米国株 手数料キャッシュバック キャンペーン」実施中
SBI証券と住信SBIネット銀行における「外貨入出金サービス」の解説
SBI証券のユーザーは住信SBIネット銀行の外貨積立を使うことで米ドルを安く手に入れられる