松井証券、「プレミアム空売り」サービスを開始 【2014年3月27日より】

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松井証券には、独自の信用取引サービスである一日信用取引があります。

一日信用取引はデイトレード限定とする代わりに取引手数料が無料となる信用取引サービスです。

また、「一日信用取引」においては、1注文あたりの約定代金合計が300万円以上の場合、金利も無料となります。

1注文あたり約定代金合計300万円未満の場合は、年利2.0%の金利を徴収されます。

「一日信用取引」について詳しく知りたい方は、下記リンク先の記事をクリックしてください。

松井証券の「一日信用取引」の解説

さて、松井証券がこの「一日信用取引」において、「プレミアム空売り」サービスという新しいサービスを、2014年3月27日から開始すると発表しました。

「プレミアム空売り」とは、他の証券会社では空売りできない銘柄も空売りできる、一日信用取引向けのサービスです。

通常の信用取引より空売りできる銘柄が増えるわけですが、プレミアム空売りサービスの対象銘柄を空売りした場合、その日のうちに反対売買を行う必要があります。

プレミアム空売りサービスでは、ガンホー株やコロプラ株などを信用売りできるようになる予定です。

ただし、この「プレミアム空売り」サービスですが注意点があります。

▼「プレミアム空売り」サービスの主な注意点

  • 一日信用取引では「プレミアム銘柄以外の通常の銘柄」でデイトレードをして決済注文まで約定させると、買いでも売りでも金額に関わらず、取引手数料は無料です。しかし、プレミアム銘柄を空売りすると、デイトレードでも「プレミアム空売り料」が徴収されます※
  • プレミアム銘柄の売建玉を翌日以降に持ち越した場合、「建株数×プレミアム空売り料×持ち越し日数(受渡ベース)」のコストがかかります

※なお、私が松井証券に電話で確認したところ「プレミアム銘柄を空売りして建てた売建玉をデイトレードで決済するとき、決済注文に関しては約定しても手数料は発生しない」とのことです。

以下、松井証券のウェブサイトからの抜粋です。

【一日信用取引】「プレミアム空売り」サービスの開始について ~ガンホー(3765)、コロプラ(3668)など人気銘柄の空売りが可能になります~

2014年3月14日

松井証券は、2014年3月27日(木)(予定)より「プレミアム空売り」サービスを開始します。

「プレミアム空売り」とは、他の証券会社では空売りできない銘柄も空売りできる、一日信用取引向けのサービスです。

通常、値動きが大きくデイトレーダーに人気の銘柄は、株式の調達がハードルとなり、多くは空売りできません。

今回、松井証券では、返済期限が当日限りという一日信用取引の特性を活かしつつ、貸付株式の管理を厳格に行うことで、調達が難しい人気銘柄の空売りを実現しました。

ガンホー・オンライン・エンターテイメント(3765)やコロプラ(3668)など、デイトレードを手掛ける個人投資家の皆様に人気の銘柄を空売りできる「プレミアム空売り」サービスをぜひご活用ください。

プレミアム空売りサービスの概要

対象取引 一日信用取引
当初取扱銘柄
(予定)
コード 銘柄名 市場
2121 ミクシィ 東証マザーズ
2489 アドウェイズ 東証マザーズ
3662 エイチーム 東証1部
3668 コロプラ 東証マザーズ
3680 ホットリンク 東証マザーズ
3727 アプリックスIPホールディングス 東証マザーズ
3765 ガンホー・オンライン・エンターテイメント 東証ジャスダック
4587 ペプチドリーム 東証マザーズ
5940 不二サッシ 東証2部
6079 エナリス 東証マザーズ
6871 日本マイクロニクス 東証ジャスダック
7777 スリー・ディー・マトリックス 東証ジャスダック
プレミアム空売り料※1 一日につき1株あたりXX円(銘柄別)
貸株料(年利)※2 1注文あたりの建約定代金合計
300万円以上
0%
1注文あたりの建約定代金合計
300万円未満
2%
返済期限 新規建日の当日
建玉上限 1人あたり20単元(銘柄毎)

※1 プレミアム空売り料は日々変動するため、記載できません。各銘柄のプレミアム空売り料は、3月26日(水)以降、更新する公表ページをご確認ください。

プレミアム空売り料は一日につき1株あたり、前営業日終値(終値がない場合は各銘柄の主市場における直近の約定価格)×1%が上限です。

プレミアム銘柄の売建玉を翌日以降に持ち越した場合、「建株数×プレミアム空売り料×持ち越し日数(受渡ベース)」のコストがかかります。

※2 平成26年3月31日(月)まで、一日信用取引でデイトレードをした場合の金利・貸株料を完全無料とするキャンペーンを実施中です。

一日信用取引の機能改善について

2014年3月22日(土)(予定)より、多くのお客様のご要望にお応えし、一日信用取引における次の機能改善を行います。

新規注文における『引け』『指成』の発注時間制限

誤操作による新規取引防止の観点から、後場の時間帯において、『引け』『指成』の条件を付与した一日信用取引の新規注文の発注を制限します。

ネットストック・ハイスピードにおける「売建」可能銘柄の表示

一日信用取引で売建てできる銘柄をネットストック・ハイスピードで簡単に確認できるよう、次の注文画面に売建の可否を表示します。

  • 一日信用スピード注文
  • 一日信用ミニスピード注文
  • 一日信用2wayスピード注文

~~中略~~

▼関連リンク

【一日信用取引】プレミアム空売りサービスの開始について【PDF】(336KB)

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