楽天証券が米国のシカゴ・マーカンタイル取引所で取引されている『E-mini Nikkei225(Yen)(日経225ミニ先物(円建))』の取扱いを、 2012年6月25日から開始すると発表しました。
『E-mini Nikkei225(Yen)』は、大阪証券取引所に上場する「日経225ミニ」と同じく、日経225先物取引の10分の1で取引できます。
『E-mini Nikkei225(Yen)』と日経225ミニと何が違うかと、取引時間に差があります。以下、取引時間の比較表です。
取引時間
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取引所
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E-mini Nikkei225(Yen) |
月曜から金曜日の午前7:00~翌午前5:15 (冬時間の場合は午前8:00~翌午前6:15・日本時間) |
CME(シカゴ・マーカンタイル取引所) |
日経225ミニ |
月曜から金曜日の「9:00~15:15」と「16:30~翌午前3:00」 ※取引終了時の板寄せ前5分間はマッチングを行わず,注文受付のみを行う。 |
大阪証券取引所 |
楽天証券における『E-mini Nikkei225(Yen)』の取引手数料ですが、まだ値段については発表がないようです。
(6月22日追記 : 楽天証券のカスタマーサービスセンターに電話で確認したところ、E-mini Nikkei225(Yen)の取引手数料は一枚あたり315円になる予定ということです)
以下、楽天証券のウェブサイトからの抜粋です。
海外先物取引 新規銘柄
『E-mini Nikkei225(Yen)(日経225ミニ先物(円建))』の取扱いを開始いたします。2012年6月25日(月)から、米国のCME(シカゴ・マーカンタイル取引所)で取引されている『E-mini Nikkei225(Yen)(日経225ミニ先物(円建))』を、大手ネット証券で初めて取扱いいたします。
『E-mini Nikkei225(Yen)』は、世界最大の先物取引所であるCMEと大阪証券取引所が提携したことで、実現した新しい株価指数先物取引の銘柄で、2012年6月18日(月)から取引が開始されました。
本銘柄は大阪証券取引所に上場する「日経225ミニ」と同じく、日経225先物取引の10分の1で取引できます。
『E-mini Nikkei225(Yen)』は、月曜から金曜日の午前7:00~翌午前5:15(冬時間の場合は午前8:00~翌午前6:15・日本時間)と、大阪証券取引所やSGX(シンガポール証券取引所)よりもさらに長い時間帯でお取引が可能です。
これにより、楽天証券は世界の取引所に上場する日経225平均株価指数先物取引をすべて取扱いいたします。
『E-mini Nikkei225(Yen)』は「日本の取引所より長い時間、日経225miniを取引したい」という個人投資家向けのデリバティブといえるでしょう。
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