SBI証券、現物株取引において「クロス取引」の取扱い開始 (ただしコールセンターのみ)

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【以下の内容は、2013年7月16日現在の情報です】

2013年7月16日、SBI証券現物株取引において「クロス取引」の取扱いを開始しました。

クロス取引は、同一銘柄かつ同数量の買い注文と売り注文を同時に発注し、約定させる取引です。今回、SBI証券が取扱いを開始するクロス取引は、SBI証券が相手方となり、ユーザーの同値での売却注文と買付注文を取引所の立会外取引で受け付けるものです。

これにより、ユーザーは、保有銘柄の評価損益を一旦確定した上で、引き続き、同じ銘柄を保有することができることとなります。

以下、SBI証券の親会社のSBIホールディングスのウェブサイトからの抜粋です。

~~~~

「クロス取引」の取扱い開始のお知らせ
~株式を保有したままで、評価損益を確定する効果が得られます~

2013年7月12日
株式会社SBI証券

 株式会社SBI証券(本社:東京都港区、代表取締役社長:髙村正人、以下「当社」という。)は、2013年7月16日(火)(予定)より、クロス取引の取扱いを開始することとなりましたので、お知らせいたします。

 クロス取引は、同一銘柄かつ同数量の買い注文と売り注文を同時に発注し、約定させる取引です。このたび当社が取扱いを開始するクロス取引は、当社が相手方となり、お客様の同値での売却注文(当社買付注文)と買付注文(当社売却注文)を取引所の立会外取引で受け付けるものです。これにより、お客様は、保有銘柄の評価損益を一旦確定した上で、引き続き、当該銘柄を保有することができることとなります。

例えば、長期保有目的の銘柄に含み損がある場合には、クロス取引を行うことで、含み損を一旦確定した上で、引き続き、当該銘柄を保有することができます。これにより、ポートフォリオの中の他の銘柄で実現益がある場合には、その実現益と実現損を損益通算することで、課税対象額を圧縮し、納税額を抑えることが可能となります。

また、上記とは逆に含み益を実現することを目的として利用することもできます。現在、国内株式の譲渡益税は、2013年12月までは軽減税率10.147%が適用されていますが、2014年1月からは本則税率20.315%が適用されます。例えば、実質増税となる来年1月より前に含み益を実現することで、軽減税率10.147%の適用を受けるといった活用方法も考えられます。

このたびのクロス取引のサービス開始により、個人投資家の皆様にさらなる利便性を提供できるものと考えております。当社は、今後も利便性向上に資する様々なサービスを拡充することで、個人投資家の皆様の資産形成を支援してまいります。

<クロス取引の概要>

対象者 インターネットコースの個人のお客様
対象取引 現物取引(指値注文のみ)
取扱銘柄 東証、名証、札証、福証上場のうち当社が定める銘柄
取引チャネル コールセンター(ご注文専用ダイヤル)にて受付いたします。
受付時間 平日8:00~18:00
※16:00以降のご注文は翌営業日終値取引として取扱いたします。
片道手数料 1億円まで 約定金額の0.0105%(税込)+定額5,250円(税込)
(最低手数料 税込10,500円)
手数料 1億円超 約定金額の0.0105%(税込)

~~SBI証券の親会社のSBIホールディングスのウェブサイトからの抜粋~~

この「現物株取引におけるクロス取引」ですが、今のところ電話注文しかできません。また、最低手数料が10500円からとかなり高額になっています。

将来的にネットでも注文ができて、手数料が下がるとよいのですが。。

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