エボラ出血熱 関連銘柄

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西アフリカでエボラ出血熱の感染が拡大しています。

エボラ出血熱関連株をピックアップしました↓

▼エボラ出血関連銘柄

エボラ治療薬の候補 (エボラ出血熱の感染者治療で米当局が承認した医薬品は今のところ存在しない)

会社名
解説
富士フイルムホールディングス<4901>

写真フィルムから液晶フィルム、医療機器、医薬等へ転換。傘下に事務機器大手富士ゼロックスがある。

また、子会社に富山化学工業がある。

この富山化学工業が開発したインフルエンザ治療薬『ファビピラビル』はウイルスのRNAポリメラーゼの阻害薬で、疫病のマウスモデルにおいてエボラウイルスを排除する効果が確認されている。

ただし、今のところエボラ治療薬としては未承認である。

なお、ファビピラビルの商品名はアビガンである。

大正製薬ホールディングス <4581>

市販薬最大手でドリンク剤、風邪薬、育毛剤が3本柱。ワシのマークで有名。医療用医薬品は抗菌薬が主力。

大正製薬ホールディングスは、上記の富山化学工業株式会社の株式を34%保有する大株主である

▼抗インフルエンザ繊維

会社名
解説
シキボウ<3109>

紡績名門。機能材等の育成や豊富な不動産資産活用し財務改善を進める。電子機器事業も。

洗濯50回後でも繊維に付着した鳥インフルエンザウイルスの感染価を99.9%以上低下させる抗ウイルス加工繊維「フルテクト」を開発。

このフルテクトという繊維を用いてウイルス対策防護服も生産している。

▼防護服、バイオハザード対策設備、医療ベッド用の簡易隔離ブースなど

会社名
解説
アゼアス<3161>

米国デュポン社製の防護服販売が主力、自社製品も。畳資材、裏地などアパレル資材も扱う。

防護服・環境資機材|アゼアス株式会社

ダルトン <7432>

研究室などの実験台や設備機器の製造が主力。粉体機械も。官公庁向け強み。イトーキの子会社。

バイオハザード対策設備を手掛けている

日本エアーテック <6291>

クリーンルームと関連機器の専業メーカー。電子、バイオ分野が主な需要先。北関東に製造拠点。

医療ベッド用の簡易隔離ブースを販売している

日本アビオニクス <6946>

NEC系。防衛用表示機器、音響機器大手で防衛関連約4割。民需は赤外線、接合装置が中心。

パンデミック対策ソリューションとして、空港に「体表温度スクリーニング サーモグラフィ」を納入している

▼検査試薬

会社名
解説
栄研化学<4549>

臨床検査薬大手。便潜血検査用試薬はシェア5割超。遺伝子関連強化中。アライアンスに積極的。

鳥インフルエンザの検出用試薬の開発・製造・販売しているため、インフルエンザ関連銘柄としても有名である。

以下、2014年8月29日付の日経産業新聞からの抜粋。

「長崎大学の安田二朗教授らは栄研化学と共同で、エボラ出血熱の新たな診断技術を開発した。従来法よりも温度管理が簡単で、約30分で診断でき、高価な専用検査装置がない場所でも使える。」

カイノス<4556>

臨床検査薬の中堅メーカー。生化学、免疫血清学的検査用試薬に重点。共同開発の促進に注力。

インフルエンザ関連銘柄ノロウイルス関連銘柄としても有名。

特にエボラ出血熱に関して医薬品を開発したという情報はないのだが、「血清」に強い会社のため、個人投資家からエボラ関連株として認識されている

▼マスク

会社名
解説
日本バイリーン<3514>

不織布国内最大手。世界首位のフロイデンベルグと国際連携。HV用電池セパレーターを育成中。

不織布を用いた医療用マスクの生産を行っている。

ユニチャーム<8113>

生理用品、幼児用、大人用紙おむつでトップ。ペットケア用品も首位級。アジア、中東に展開。

インフルエンザ、花粉症、風邪対策用のユニ・チャーム超立体マスクが有名。

超立体マスクを生産しているので花粉症関連銘柄ともいえる。

小津産業<7487>

不織布(エレクトロニクス用、メディカル用)、家庭紙、洋紙・紙製品、和紙などの国内販売・加工および輸出入。マスク素材となる不織布をメーカーに供給している。

旭化成との共同開発で不織布展開。半導体向けで国内高シェア、医療用も生産。

川本産業<3604>

ガーゼ、脱脂綿、医療用衛生材料最大手。手術用品をセットで販売。介護用の口腔ケア用品育成。

ケーパイン立体ガーゼマスクやサージカルマスクを生産。

エボラ出血熱関連銘柄は医薬関連の銘柄が多くなっています。そのため、下記の関連株とかぶる銘柄が多いです。

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