電池関連銘柄

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6月18日、電池関連銘柄の株価が急騰しました。6月17日に三菱自動車がフランスのプジョー シトロエングループと電気自動車分野で提携することで基本合意したため、リチウムイオン電池関連の銘柄の株価が上昇しました。以下、日経新聞のウェブサイトからの抜粋です。

三菱自、仏プジョーが基本合意 電気自動車分野で提携

 三菱自動車は17日、仏自動車大手のプジョーシトロエングループ(PSA)と電気自動車の分野で提携することに基本合意したと発表した。電気自動車の動力機構の共同研究や三菱自からの技術供与が柱で、年内の最終合意を目指す。

 電気自動車の動力機構であるモーターやインバーターについて、両社が共同で研究や試験をし、三菱自がPSAにも供給する。三菱自がジーエス・ユアサコーポレーションなどと共同出資する電池新会社から、リチウムイオン電池を供給することも視野に入れ・・・

以下、今日の電池関連株の値動きです。

▼電池関連銘柄

6月18日株価終値 株価 前日比 備考
古河電池 【東証1部:6937】 1,399円 +200 (+16.68%) 古河電気工業の電池部門継承して発足。主力の自動車用鉛蓄電池のほか航空・宇宙用にも強み。リチウムイオン電池関連銘柄といえる。
FDK 【東証1部:6955】 245円 +17 (+7.46%) 電池から電子部品等へ展開。ハイブリッドモジュールで有力。
ステラ ケミファ 【東証1部:4109】 2,655円 +120 (+4.73%) フッ素をベースに高純度薬品で高いシェア。電池用電解質などを扱っている。
NECトーキン 【東証1部:6759】 481円 +27 (+5.95%) 素材型電子部品の大手。タンタルコンデンサーは超小型化で先行。電池、ICタグなども展開。ラミネート型電池を扱う。
ジーエス・ユアサ コーポレーション 【東証1部:6674】 595円 +66 (+12.48%) YUASAと日本電池が経営統合。純粋持株会社。鉛蓄電池シェア国内トップ。

また、ロイター通信の記事によると、「環境が主たるテーマになるとみられる北海道洞爺湖サミットを7月に控え、環境が絡んだビジネスで収益面で有望視される分野として「電池」が注目された」とのことです。

▼参考記事 ロイター通信 ウェブサイト

電池関連株が活況、サミット控え環境の主軸テーマとして注目

 [東京 18日 ロイター] 電池関連株が活況を呈している。環境が主たるテーマになるとみられる北海道洞爺湖サミットを7月に控え、環境が絡んだビジネスで収益面で有望視される分野として「電池」が注目された。値動きの良さから個人投資家から支持を集めており、エネルギー不足の地合いの中で主軸のテーマになるとの見方も出ている。

 株価をリードするような大きな材料が見当たらない中、北海道洞爺湖サミットを前にして環境がテーマとして注目されている。とりわけ電池関連株は「電気自動車向けの電池をはじめとして、環境に絡んだビジネスでも先行きの収益について予想しやすいなど、最もわかりやすいテーマ。個人の参戦が活発化している中で物色の中心になっている」(準大手証券情報担当者)との指摘も・・・

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