大阪証券取引所の子会社のジャスダック証券取引所が、大証傘下のヘラクレスと市場統合するに当たり、立ち会い終了時間を10分間延長して15時10分にすると発表しました。
ジャスダック証券取引所は、統合で大証の売買システムを利用するのに伴い、取引時間も大証に合わせることになります。立ち会い終了時間10分間延長は、2009年9月中旬から実施の予定です。
以下、ジャスダック証券取引所の発表文からの抜粋です。
大証システムの利用に伴う業務規程等の一部改正について
平成 21年7月 28日株式会社ジャスダック証券取引所~~~前略~~~
売買立会による売買に係る変更について
(1)
売買の種類・売買立会による売買の種類に当日取引を追加します。
(2)
ストップ配分における同時に受け付けた注文の順位・ ストップ配分(午後立会終了時において制限値幅の限度の値段により対当されることをいう。)における同時に受け付けた取引参加者の同数量の注文の順位は、成行注文から当該値段の注文の売買システムでの記録順序とします。
(3)
IPO銘柄の初値決定時の売買・ IPO銘柄については、初値の決定前には制限値幅を適用せず、初値決定後に当該初値を基準値段として制限値幅を適用します。
(4)
売買立会時・午後立会終了時間を午後3時 10分とします。
ところで、未だにauカブコム証券やクリック証券では、ジャスダック銘柄を現物取引するときに、通常の株式手数料とは別にジャスダック特別手数料が徴収されますが、ジャスダックとヘラクレス統合を期に、この特別料金は廃止になってもらいたいですね。