ネット証券大手6社の口座開設数ランキング 2008年7月分

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ネット証券6社の新規口座開設状況(2008年7月分)の順位表を作成しました。

▼ネット証券6社 新規口座開設状況 2008年7月分

順位 証券会社名

証券口座純増数

証券累計口座数 FX口座純増数 FX累計口座数
SBI証券 12,726
[うち対面取引口座-455]
1,713,867
[うち対面取引口座55,247]
非公開
2↑ 楽天証券 6,992 762,576 非公開
3↓ ジョインベスト証券 6.085 273,017 776 18,481
4↓ マネックス証券

5.502

854,793

1,018

75,257
5↓ 松井証券 3,650

744.534

486

50.948
6↓ auカブコム証券

2,863 634,861 441 19,501
合計 37.818
[うち対面取引口座-455]
4,983.648
[うち対面取引口座55,247]

比較表のデータは、各証券会社の開示情報から取得。比較表の作成者は当サイト管理人。

1位はSBIイー・トレード証券になっています。前月に引き続いての首位です。なお、6月の純増数は12,116でした。

2位は楽天証券です。前月は6位でした。6月の口座純増数は-38.655でした(6月に47031の不稼動口座を閉鎖したため)。

3位はジョインベスト証券です。前月は2位でした。6月の口座純増数は6.017でした。

4位はマネックス証券です。前月は3位でした。6月の口座純増数は4.773でした。

5位は松井証券です。前月は4位でした。6月の口座純増数は4.003でした。

6位はauカブコム証券
です。前月は5位でした。6月の純増数は3,366でした。

ネット証券口座開設数を見ての感想

7月は日経平均株価が13,481円から13,376円に下落。東証マザーズ指数も540から510に下落しました。

7月の国内相場は不調でした。ネット証券の口座開設純増数もやや落ち込んでいます。口座開設数も不調でしたが、業界全体で売買代金が6月に比べて20~30%落ち込んでいるのが懸念材料です。

もし、7月のような売買代金が今後も続けば、オンライン証券会社の株の株価下落基調も継続することなります。

私は2002年から株式投資を始め、6年間ネット証券業界を見続けて来ましたが、個人投資家の短期トレード資金はかなりFX業界に流れていってますね。

日経平均株価も新興市場も今年のように不調だと、株式投資で利益を上げるのは難易度が高いと言わざるをえません。

相場が下落基調のときは「売り」で儲ける腕がないと短期トレードで生き残るのはなかなか難しいと思われます。しかし、株の制度信用取引空売りには下記のようなデメリットがあるので、利益を出すのが難しい仕組みになっています。

  1. 売り玉の数が多くなり過ぎると逆日歩が発生する
  2. 貸借銘柄しか空売りができない
  3. 貸借銘柄であっても、いきなり証券取引所の規制で「空売り禁止」になることがある
  4. 一回の発注につき51単元以上の新規売の注文をする場合、価格規制がある
  5. 証券金融会社貸借取引貸株料を徴収される

これだけデメリットがあるので、日経225ミニやFXに個人投資家の資金が流れるのは当然でしょう。

一株式投資ファンとしては、
逆日歩が発生しない一般信用取引(無期限信用取引)のさらなる普及や「貸借取引貸株料の撤廃」を望んでいますが、なかなかそうならないのが現状です。

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ジェイコム男BNF氏は空売りをやっていない 【2008.7.9の日経新聞より】

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