「下に窓をあける」とは (株式用語解説)

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下に窓をあける [読み:したにまどをあける]

祐作:先輩、「下に窓をあける」ってなんですか?

兜:ふむ、「下に窓をあける」とは、前日の終値より当日の始値が安値で寄り付くことだな。チャートでいうとこんな感じ↓



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  ←窓(ギャップ)
   
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「下に窓をあける」ことを、他に「ギャップダウン(Gap Down)」「GD」「下放れる」ともいうね。

祐作:どんなときに発生するんでしょうか?

兜:下に窓があく要因は様々だけど、悪材料が出て人気が急落した銘柄や、株価の下落を読んだ投資家の成行売などにより発生するね。

祐作:なるほど。

兜:あと、日本の市場はアメリカ市場と連動することが多くて、下に窓があく要因の一つとなっている。アメリカ市場の取引時間は日本時間の夜から早朝にかけてだから、前日のニューヨークダウが大幅に下落すると、日本市場で下に窓があく銘柄が出てくることがあるよ。

ちなみに、前日の終値より当日の始値が高値で寄り付くことを「ギャップアップ(Gap Up)」「GU」「上に窓を開ける」「上放れる」などと言うから覚えておくといいさ。

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