ロイターのシステム障害でSBI証券や楽天証券の株価情報が停止

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2008年12月22日、ロイターの株価情報配信機能に障害が発生しました。

そのため、今日の午前9~12時の間、ロイターから株価情報の提供を受けているSBI証券のHYPER SBIやE楽天証券のマーケットスピードなどの株価情報機能が停止しました。

QUICK社から株価の情報提供を受けているauカブコム証券や松井証券のトレーディングツールは、株価情報が停止しませんでした。

▼本日、トレーディングツールの株価情報が停止した証券会社 【株価情報提供元=ロイター】

  1. SBI証券 HYPER SBI
  2. 楽天証券 マーケットスピード
  3. トレイダーズ証券 ネットインデックスとTRAEDESTADIUM

▼本日、トレーディングツールの株価情報が停止しなかった証券会社 【株価情報提供元=QUICK】

  1. オリックス証券 オリックス・マーケットステーション
  2. マネックス証券 マーケットライダープレミアム
  3. ジョインベスト証券 ジョインベスト・エクスプレス
  4. auカブコム証券 kabuマシーン
  5. 松井証券 ネットストックハイスピードとネットストックトレーダープレミアム

HYPER SBIやマーケットスピードしか使っていない専業デイトレーダーの方は、QUICK系のトレーディングツールを使えるようにしておいた方がいいかもしれません。

QUICK系のツールの中では、ジョインベストエクスプレスとネットストックハイスピードは利用料が無料です。

今回はロイターでシステム障害が起こりましたが、今後、QUICK社の株価情報配信機能にシステム障害が発生することもあるかもしれません。

そう考えると個人投資家は、ロイター系のトレーディングツールとQUICK系のツールの両方を使える状態にしておくべきでしょう。特にデイトレードをする方は。

株価情報提供元がロイターのツールですが、楽天証券のマーケットスピードは新規に口座を開設後3ケ月間お無料で使えます。

また3ケ月に1回約定すればマーケットスピードは無料で継続できます。よって、3カ月に一度のペースでシーマのような安い株を売買していけば、費用をほとんどかけずにマーケットスピードを利用していくことができます。

なお、私が把握している過去のロイターの障害は以下のとおりです。

  1. 2006年12月27日 ロイターの障害で楽天証券やイートレード証券の株価情報機能が停止
  2. 2008年 5月31日 ロイター配信6時間止まる システム障害で
  3. 2008年10月10日 ロイターの情報配信にシステム障害、ネット証券で気配値表示されず

また、過去のQUICK社の障害は以下のとおりです。

  1. 2006年8月14日 日経平均の算出一時停止 停電に伴うシステム障害

将来的にはどうなるか判りませんが、過去の実績ではQUICK社よりロイター社の方がシステムトラブルが多くなっています。

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