バルチック海運指数とは (BDIとは) 【株式用語解説】

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バルチック海運指数 [読み:ばるちっくかいうんしすう] [英語名:the Baltic Dry Index] [略称BDI]

バルチック海運指数(BDI)はイギリスのバルチック海運取引所(The Baltic Exchange)が乾化物※の運賃価格を取りまとめて算出している外航不定期船の指標です。1985年を基準にしており、海運株は同指数との連動性が高いといわれています。

(BDIは「1985年平均=1000」が基準になっています。)

近年、世界の工場と呼ばれる中国が鉄鉱石輸入を増やすなど船の手当を急増させたことでバルチック海運指数が高水準になり注目を集めています。他にハリケーンの影響で船舶の運行に混雑していたり、積み下ろしのインフラ能力不足による混雑したりすると指数が上昇したりします。

なお、BDIはあくまでも発表の数値であり、原油取引で有名なNYMEXのような取引価格ではありません。BDIは、英バルチック海運取引所が各ブローカー、船社から市況をヒアリングし、毎営業日のロンドン時間13時に発表しています。日本時間でいえば22時(サマータイムは21時)です。

※乾化物・・・石炭、鉄鉱石、穀物など。平たく言えば乾いた物。

▼BDIチャート

Baltic Exchange Dry Index

▼バルチック海運指数(BDI)について詳細な情報をまとめているサイト

バルチック海運指数 (不定期船運賃指数)

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