口数とは 【投資信託用語解説】

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0
  • 口数 [読み:くちすう] [英語名:Unit]

祐作:先輩、投資信託をネット証券で買おうとするとき、画面に出てくる「口数」ってなんですか?

兜:口数(くちすう)とは、投資信託の取引単位のことだよ。
株式の場合、「×××株」と数えるけど、投資信託は「×××口」と数えるんだ。

祐作:なるほど。「1万株」とか「1万口」のように数えるんですね。

兜:そういうことだな。ついでに投資信託の「基準価額」についても、ちょっと解説しておくよ。 株式の場合、その値段は「株価」と呼んでいるけど、投資信託の値段は「基準価額」と呼ぶんだ。

この基準価額は、通常、10,000口あたりの金額を示している。

というわけで、株や投資信託の購入に必要な資金の計算式は下記のようになる↓

  • 株を買うのに必要な資金=株価×株数
  • 投資信託を買うのに必要な資金=基準価額×口数÷10000

厳密にいうと、これとは別に、通常は「買い注文の手数料」がかかる。株取引の場合、ほとんどの証券会社で株を買うと手数料がかかる。

それに対して、投資信託は買付時の手数料が無料のものが、けっこうある。買付時に手数料がかからない投資信託のことを「ノーロードファンド(No-load Fund)」とか「ノーロード投資信託」と呼ぶので、覚えておくといいさ。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする