電気検査装置メーカーOHT(オー・エイチ・ティー)株の信用取引を巡り、顧客の代金未払いで証券会社に128億円もの損失が出た問題ですが、読売新聞から続報が出ました。
証券取引等監視委員会が、海外に逃亡中の椿康雄弁護士がOHT株の株価操縦に関与したと断定したということです。以下、読売新聞のウェブサイトからの抜粋です。
東証マザーズ上場の電気検査装置メーカー「オー・エイチ・ティー」(OHT、広島県福山市)株の信用取引を巡って証券会社に100億円を超える損失が出ている問題で、証券取引等監視委員会はOHT株の株価操作に椿康雄弁護士(53)が関与したと断定した。
監視委は29日、椿弁護士と協力したとして、別の株価操作事件で公判中の無職中前祐輔(54)(東京都港区)と同関沢賢治(44)(埼玉県越谷市)の両被告を証券取引法違反(相場操縦)の疑いでさいたま地検に告発。椿弁護士は海外に逃亡しており、帰国次第、事情聴取に踏み切り告発する。
中前祐輔氏と関沢賢治氏は逮捕されましたが、肝心の椿康雄弁護士はタイに出国した後、行方がわからなくなっているようです。
なお、OHT株による各証券会社の損失額について興味がある方は、下記リンク先の記事をみて下さい。
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