岡三オンライン証券には「岡三ネットトレーダー」という株取引と日経225先物取引用のトレーディングツールがあります。
岡三オンライン証券が10月16日から岡三ネットトレーダーにトリガー発注機能を追加すると発表しました。
また、日本株取引においてネット専業証券として初めてとなるトリガートレール注文(トリガー開始価格指定の追跡指値注文)機能を搭載します。
以下、岡三オンライン証券のウェブサイトからの抜粋です。
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岡三ネットトレーダー シリーズ特殊注文機能追加のお知らせ
9月25日のプレスリリースにてお伝えしたとおり、下記の特殊注文機能を10月16日(金) 23時(予定)にリリースします。
・逆指値注文
・OCO注文
・トレール注文(トリガートレール注文)
・IFDONE注文
特殊注文は岡三ネットトレーダー プレミアム・岡三ネットトレーダー・岡三ネットトレーダーライトで利用可能です。
※Webからは特殊注文は行えません。
※特殊注文は無料でご利用いただけますが、岡三ネットトレーダー プレミアム・岡三ネットトレーダーのご利用には料金がかかります。(初回60日間無料)岡三ネットトレーダーライトは利用料無料です。
※画面は開発中のものです。
岡三ネットトレーダー シリーズ特殊注文の特長について
(1)業界初の日本株トリガートレール注文対応
ネット専業証券会社の日本株取引において、初のトリガートレール注文対応となります。
高値安値に連動するほか、現在値にも連動するため取引の自由度が高まります。
(2)一部約定でもIFDONE注文執行可能
IFDONE・Uターンなどと呼ばれる特殊注文の場合、大半が全約定するまで反対売買は執行されません。そのため利食いのタイミングを逃すことも多く、これを防ぐためには注文単位を細かく分けるなど煩雑な作業が必要でした。
岡三オンライン証券のIFDONE注文では、設定により一部約定毎に反対売買を行えます。もちろん、全約定時に反対売買を行うことも可能です。利用している手数料プランやトレードスタイルによってお選びいただけます。
(3)余力拘束のないクライアント型特殊注文
注文内容をお客さまのクライアント側に保持し、条件達成後に注文が出されるクライアント型の特殊注文を採用しました。
余力を拘束せずに逆指値・トレール注文が可能となり、複数の銘柄を監視対象とした場合にも多くの注文を出すことができます。
ご利用にあたって
逆指値等特殊注文のご利用にあたっては、お申込みが必要となります。(無料)
Webの日本株取引画面にログインいただき、[投資情報]-[トレーディングツール]内[特殊注文]欄から画面の指示に沿ってお申込みください。
申込み時に岡三ネットトレーダーシリーズを起動していた場合、再起動が必要となります。
設定
[設定(P)]-[環境設定(C)]で設定画面を開き、[日本株注文]-[スピードショット注文]-[特殊注文]タブを選択して特殊注文の初期設定等を行えます。
申込みをされていない場合、特殊注文タブは表示されません。
逆指値注文
成行の場合、現在値が逆指値発動値を下回る、または上回ると成行注文を行います。指値の場合、現在値が逆指値発動値を下回る、または上回ると、指定したTick幅の指値注文を行います。
逆指値注文により、あらかじめロスカットラインを設定した取引や、上昇トレンドに乗った買付(下降トレンドに乗った売却)、最低限の利幅を確保する取引などが可能となります。
※買いで現在値より安い値段に逆指値を設定した場合、および売りで現在値より高い値段に逆指値を設定した場合には、すでに条件達成とみなし、成行・指値注文が即時行われます。
【逆指値(現物売)注文<指値>の画面例】
※現物売・信用返済で注文可能数が不足する場合、逆指値注文設定時にエラーとなります。
【逆指値(信用新規買)注文<成行>の画面例】
OCO注文
逆指値・指値注文を組み合わせることでOCO注文を行えます。
※逆指値注文と指値注文のどちらかが条件達成すると、もう一方の注文はキャンセルされます。
【OCO注文の画面例】
指値で利益確定、逆指値でロスカットできるよう、同時に設定しています。
トレール注文
逆指値注文の価格を、高値・安値の動きに合わせて自動修正します。トレールの開始値を指定するトリガートレール注文も行えます。損失を限定し、利益拡大を狙う取引が可能となります。
※現物売・信用返済で保有数が不足している場合、トレール注文設定時にエラーとなります。
【トレール(現物買)注文<即時開始>の画面例】
トレール(現物)注文<即時開始>は、現在値とトレール開始後最安値+Tick幅(買)もしくは、トレール開始後最高値-Tick幅(売)が交差したところで成行注文を出します。
【トリガートレール(信用返済売)注文の画面例】
トリガートレール注文は、トレール開始値を越えると、現在値とトレール開始後最安値+Tick幅(買)もしくは、トレール開始後最高値-Tick幅(売)が交差したところで成行注文を出します。
※トレール開始値は逆指値としての設定となります。
現在値がトレール開始値を越えたらトレール注文が発動します。現在値がトリガー開始後安値を更新(買)、またはトリガー発動後高値を更新(売)するとトレール幅も一緒に上下します。
IFDONE注文
●IFDONE(現物指値)注文の注文執行契機設定について
IFDONE注文では、設定画面から約定後の注文執行契機を選択いただけます。
特に、「一部約定毎」の注文執行契機設定は当社のIFDONE注文の大きな特長となります。この設定がないIFDONE注文では、お客さまが注文単位を細かく分けるなど煩雑な作業を強いられてしまい、特殊注文の利便性を活かしきれません。
一方、「全約定」を注文執行契機にできないと、手数料プランによっては高コストになる可能性があります。
岡三オンライン証券のIFDONE注文では、こうしたお客さまの声を反映し、注文執行契機を選択できるようにしました。
・全約定時(一括・最終約定単価)
全約定後に、最後に約定した単価を基点として、利益幅をプラスした反対注文を出します。
・全約定時(一括・平均約定単価)
全約定後に、日本株注文照会の該当銘柄平均約定単価を基点として、利益幅をプラスした反対注文を出します。
※買の平均約定単価が呼値にない場合は切上げとなり、売の場合は切捨てとなります。
・一部約定毎(分割・約定単価)
一部約定する度にその約定単価を基点とし、利益幅をプラスした反対注文を出します。
IFDONE注文と逆指値・トレール注文との組み合わせ
IFDONE注文は逆指値注文・トレール注文と組み合わせることができます。
【IFDONE注文と逆指値注文の組み合わせ画面例】
逆指値注文での現物新規買と、利益を確定するためのIFDONE注文を組み合わせています。
【IFDONE注文とトレール注文の組み合わせ画面例】
トリガートレール注文での信用新規売と、利益を確定するためのIFDONE注文を組み合わせています。
~~~以上、岡三オンライン証券のウェブサイトからの抜粋~~~
トリガートレール注文については、下記リンク先の三菱商事フューチャーズ証券のウェブサイトに詳しい解説が載っています。
上記リンク先のページには、FLASH(動画)によるトリガートレール注文の解説があり、かなり判りやすいと思います。
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