ラニーニャで猛暑関連銘柄のムーンバットの株価が急騰

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6月12日、傘メーカーのムーンバット 【大証2部:8115】の株価が前日比+10 (+6.62%)の終値161円と急騰しました。

昨日、気象庁が今年の夏の猛暑と渇水への注意を呼びかけたため、日傘を製造しているムーンバットの株に注目が集まりました。

・参考記事、読売新聞 梅雨短く、夏は猛暑・渇水…気象庁がラニーニャ観測

気象庁は11日、ペルー沖の太平洋でラニーニャ現象が発生しているとみられる、と発表した。

 海面水温の低下が続く現象で、これが起きた年の日本は、梅雨明けが早くなるうえ、夏場には気温が高めで少雨となる傾向がある。

 このため同庁は、この夏の猛暑と渇水への注意を呼びかけている。

ムーンバット株は猛暑が懸念される夏には、株価が急騰することがあります。ただ、梅雨が短いと雨傘は売れなくなり、同社の収益には必ずしもプラスとは言えない面もあるのですが・・・。

なお本日、猛暑関連銘柄の中で5%以上の株価上昇をみせた銘柄は、下記のようになっています。

会社名 6月12日の株価終値 前日比 会社概要
富士通ゼネラル 【東証1部:6755】 361円 +32 (+9.73%) 富士通系。エアコン製造が主力。エアコン海外出荷が集中する年度末に利益偏重
ダイドードリンコ 【東証1部:2590】 5,100円 +390 (+8.28%) 自販機数、缶コーヒー販売で業界3位。売り上げの約9割を自販機販売が占める
ムーンバット 【大証2部:8115】 161円 +10 (+6.62%)

洋傘・洋品を中心に毛皮・帽子・宝飾品といったファッション雑貨の企画・販売

ダイドードリンコは、味の素のカルピス完全子会社のニュースで飲料業界再編期待が高まった点も株価材料になったようです。

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