コラム 私の四季報の読み方

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最新版の四季報がうちにも届きました。
私の四季報の使い方を書いてみましょう。

1・3日くらいかけて、極洋(コード1301)からベルーナ(9997)まで、全銘柄のページを見ます。
2・買い候補銘柄を見つけたら、そのページの上側に折り目をつけます。
3・空売り候補銘柄を見つけたら、そのページの下側に折り目をつけます。
4・「買い候補銘柄」「空売り候補銘柄」を、ヤフーファイナンスのマイポートフォリオに加えます。
5・前号の四季報でピックアップした「買い候補銘柄」「空売り候補銘柄」の株価がどうなっているか、最新版の四季報と見比べます(終)
どうですか?
「暇人か?」という、つっこみの声が聞こえそうですね。
ええ、暇人ですとも。
彼女がいないんで、日曜日は部屋にこもって株の勉強ができますしねえ(遠い目)。
でも、四季報を全ページ見るのは、私にとって楽しいことなんですよ。
私が四季報を見る目は、女性が通販雑誌を見る目と同じくらい輝いているはずです。
なんかワクワクしてくるんですよね、眺めてると。
それに、毎号、四季報を読んでいると、発見もあります。
普段は、個別銘柄の株価の動きしか追ってないんですが、業種の株価の動きもわかってきます。
「数ヶ月でこの業界、えらい株価が変わったなあ~」と思うことがあります。
例えば、2004年の夏号を読んだときに、いすゞ自動車や日産ディーゼル工業が過去一年間で激しく上がってたことに気づきました。
これは、2003年10月1日から、東京、埼玉、千葉、神奈川の1都3県で、トラックなどディーゼルエンジンで走る車について、エンジンから出る排気ガスを減らす対策をとっていない車の取り締まる「ディーゼル規制」が施行されたことにより、トラックの買い変え需要が生まれたからです。
私は「なるほど、法律が変わると、需要が激変する商品があるのだな」と心にとめておきました。
そして、今年は、個人情報保護法が4月に施行されたのですが、その前にシュレッダーの明光商会を買っておくことができたわけです。
株に関する情報は、ネットで見れるから、雑誌や本は買わなくてもいいという投資家の方もいるかもしれません。
しかし、全ての銘柄の情報に目を通すという作業は、ネットの画面では目が疲れてしまって相当難しいと思います。
雑誌は長時間読んでも、ネットほどは疲れません。
四季報は、じっくり株価を眺めるファンダメンタズ派にとって有益な雑誌だといえます。

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