マネックス証券は、ネット証券の中でもIPO(新規上場株)の取扱い数量が比較的多い証券会社です。
個人投資家がマネックス証券を使って、新規上場株の抽選に参加するメリットは大きくいって三つあります。
■メリット1公平な抽選方式
人気が高く、申込みが集中しやすいIPOは、多くの場合、抽選で購入できる人が決定されます。
マネックス証券なら、申込数や過去の取引実績、資産状況などに関係なく、申込みした全てのユーザーに公平に当選の可能性があります。
なぜなら、マネックス証券では、コンピューターで無作為にIPOの抽選を行っているからです。
また、新規上場銘柄に対して抽選の申込者数が多い場合、個人投資家1人につき最大1単位しか抽選に当たりません。つまり、同じユーザーが2単位以上当選することはありません。
そのため、資金が少ない投資家も、大量の資金がある投資家も、抽選に当選する確率が同じなのです。
というわけで、マネックス証券では、資金が少ない株取引の初心者でも、IPOに当選する可能性がゼロではありません。
■メリット2 豊富な取扱い実績:2014年のIPO取扱い実績はネット証券No.2
マネックス証券ですが、2014年は51銘柄の上場を取扱いました。これはオンライン証券業界の中で第2位の実績となっています。
取扱いが多いということは、それだけIPOの抽選に参加できるチャンスが多いということです。
また、2015年の秋には、日本郵政グループ3社のIPOの取扱いも行っていました(すでに郵政のIPOは終了していますが)。
■メリット3 NISA口座からIPOの申込みが可能
マネックス証券では、NISA口座でのIPO(新規公開株)およびPO(公募・売出株式)のお取扱いが、2014年11月よりスタートしています。
また、マネックス証券のNISA口座内における取引ですが、2015年の年内は、取扱う全商品の買付時手数料が実質0円となっています。買付手数料がキャッシュバックとなるキャンペーンを実施しているからです。
NISA口座で当選したIPO銘柄が当選して、仮に上場後、買値より株価が上昇した状態で売れたとすると利益が発生しますが、その利益に対して税金はかかりません。
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