ソフトバンクモバイルが価格競争に手を染める 「ゴールドプラン+予想外割」は200分話し放題

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10月23日、ソフトバンクモバイル(旧ボーダフォン)が新料金体系「ゴールドプラン」を打ち出しました。

月額基本料9600円の「ゴールドプラン」に加入すると、ソフトバンクモバイルの端末同士による通話やメールは原則無料になります。ただ、午後9時から午前1時までの通話が月間200分を超えた場合は、超過分に対し30秒21円の追加料金が徴収されます。

また、10月26日から2007年1月15日までに「予想外割」へ申し込むとゴールドプランの基本料が7割割引きの2880円になります。なお、他社携帯電話への通話料については、ケータイウォッチの記事が参考になります。

ソフトバンク同士の通話が無料となる「ゴールドプラン」
他社携帯電話およびPHS宛の通話については、平日昼間が30秒毎に29.4円、平日夕方が25.2円、夜間が21円、深夜が15.75円。固定電話宛の通話もほぼ同等の通話料となる。ただし、他社携帯・PHSおよび固定電話のいずれも土日祝日については1円~5円程度高くなる。

ちなみに、ゴールドプランに加入するには、「新スーパーボーナス」への加入が必須となるのですが、「新スーパーボーナス」の詳細は明かにされていません。

今回発表された新料金体系がソフトバンクモバイルのユーザーに知れ渡れば、ソフトバンクから流出するユーザーは減りそうです。問題は、ソフトバンクフォンから他社携帯に通話すると普通に通話料が取られるところですね。ユーザーの多いドコモが今回のような料金体系にしてくれれば非常に有難いのですが、いかんせんソフトバンクはユーザーが少ない。

ソフトバンクのゴールドプラン発表で一番ダメージを受けるのは、音声定額を売り物にしてきたウィルコムなのではないかと思います。

10月24日0時8分追記;
ゴールドプランを利用するにはいくつかの付加サービスの契約が必須となるようです。微妙・・・。以下、ITproからの抜粋です。

【続報】ソフトバンク,音声定額プランの利用条件や詳細を公表

 ゴールドプランでの実際の負担額は,契約当初の数ヶ月は月額2880円で利用できるが,その後は月額が5000円前後となることが,同社広報への取材により明らかになった。契約から5カ月目以降は,ブラウザフォン・サービスの「Yahoo!ケータイ」などを利用しない場合で4905円,利用する場合は5220円が実際に支払う最小の月額料金となる。

 これは,ゴールドプランを利用するにはいくつかの付加サービスの契約が必須となるためだ。具体的には,(1)データ通信定額サービス「パケットし放題」(月額1029円~4410円),(2)「スーパー安心パック」(月額498円),(3)留守番電話などの付加機能をパックにした「スーパー便利パック」(月額498円)の3サービスが必須となる。そのため実際に支払う最小の月額料金は,2880円に2025円を追加した4905円となる。

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