KDDIの株価が堅調、日経が次世代無線免許をKDDI陣営へ交付と報じる

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11月15日、KDDI(株) 【東証1部:9433】の株価が前日比+13,000 (+1.68%)の終値789,000円と上昇しました。市場全体が軟調な中で健闘したといえるでしょう。

株価上昇の原因ですが、13日に日経新聞が「次世代無線免許はKDDI陣営へ交付される可能性が高い」と報じたからです。以下、日経のウェブサイトからの抜粋です。

次世代無線免許、KDDI陣営へ・ウィルコムも有力

総務省はKDDIを中心とする事業グループに屋外でも高速インターネットに接続できる次世代の高速無線通信の免許を与える方針だ。12月中旬に開く電波監理審議会(総務相の諮問機関)に諮問して正式に認められる見通し。残るもう1つの免許割当先はPHSのウィルコムが有力な情勢だ。総務省は16日以降、再度ヒアリングをして2つの事業グループを決める。

と、KDDIが免許をもらえるのは確定したかのような報道ですが、RBB TODAYの取材によると総務省はその件について否定したようです。以下、RBB TODAYからの抜粋です。

【総務省】WiMAX免許、2周めのヒアリングを開催――日経・朝日の新聞報道は否定

~~~前略~~~

なお、日経新聞、朝日新聞が、免許の方針についてKDDIグループのワイヤレスブロードバンド企画に決定したかのような報道がなされているが、総務省は明確にこれを否定した。最終的な決定はまだこれからで、すでに免許付与会社を絞り込んだり特定している事実はないとしている。今回の2周めのヒアリングの日程や順番についても、各企業、委員のスケジュール調整の結果であり、恣意的な組み合わせではないとしている。

次世代無線免許の交付が確定したからといって、すぐに収益に貢献するような話しではないのですが、しばらくは次世代無線免許の話題で株価が左右される展開になりそうです。

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