2014年4月23日、楽天証券と日本オラクル社が下記のニュースリリースを発表しました。
このPDFの文書の下の方に、楽天証券の2014年3月末時点のユーザー数についての記載がありました。2014年3月末時点での口座開設累計数は167万人です。
以下、PDFからの抜粋です。
●楽天証券について
楽天証券は、2014年3月末現在で167万人を超える顧客基盤を持つ大手インターネット専業証券の一角です。また、楽天市場でのショッピングにも使えるポイントプログラムの導入など、楽天グループの強みを最大限に活かしたサービスや商品を提供しております。
以前、SankeiBizというニュースサイトに載っていた情報によると、楽天証券の2013年3月末時点での累計口座数は146万でした。ですから、楽天証券の累計口座数は1年間で21万人分増加したことになります。
他の証券会社のユーザー数について興味がある方は、下記リンク先の記事をクリックしてください。
ネット証券大手7社の株式売買代金と口座開設純増数の比較 2014年3月分
昔は、楽天証券もGMOクリック証券やauカブコム証券のように、毎月、累計口座数と口座開設純増数を発表していました。しかし、楽天証券は現在、それらについて毎月の発表を行っていないので、今回のPDFのような口座数に関する情報の開示は珍しくなっています。
ちなみに、楽天証券は2014年5月に、オンライン証券取引システムの基幹データベース基盤を刷新すると発表しています。
下記リンク先のITproの記事によると、新データベースの導入で、「取引所への株式取引注文の反映速度や取引所からの約定通知の反映速度が、従来比で約2倍に高まる見込み」ということです。
楽天証券がOracle Exadataで基幹DB刷新、注文の反映速度を2倍に
楽天証券は2014年4月23日、オンライン証券取引システムの基幹データベース(DB)基盤を刷新すると発表した。2011年に導入した日本オラクルの「Oracle Exadata Database Machine」を現行の「V2」から「X3」にアップグレード・・・
今は、東証における株式売買高や売買代金はたいして大きくありません(2014年4月時点)。 2013年に比べて今年は、日本の株式市場全体における取引量が少なくなっています。
今年みたいに取引量が少ない時期に、証券取引システムのバージョンアップをしておくのは悪くないと思います。株式市場全体の取引量が膨大なときにシステムを入れ替えすると、システムトラブルを発生させる確率が平時より高くなると思われるので。
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