ひまわりホールディングスの株価が40%の暴騰

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10月12日、ひまわりホールディングス 【JASDAQ:8738】の株価が前日比+30円 (+40.00%)の終値105円と暴騰しました。ストップ高です。ひまわりホールディングスは、FX大手のひまわり証券の親会社です。

10月11日に08年3月期の9月中間期連結業績予想を上方修正したことが好感されました。以下、ひまわりホールディングスの発表文からの抜粋です。

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(1)中間連結業績見通し(平成19年4月1日~平成19年9月30日)(単位:百万円、単位未満切り捨て)

営業収益 営業損益 経常損益 中間純損益
前中間期実績(A) 3,879 △226 △179 △510
当中間期見込み(B) 3,625 213 315 858
増減額(B-A) △254 440 494 1,368
増減率 △6.6%

(2)当中間期連結業績見通しと前中間期実績との比較

外国為替取引関連事業および証券取引関連事業につきましては、当中間期に外国為替証拠金取引の月間口座増加数が過去最多を記録するなど両事業とも前中間期に比べて口座数が積み上がっていることに加え、第2四半期には外国為替市場、証券市場とも大きく相場が変動したことから、両事業の営業収益は、前中間期と比較して大幅な増収となりました。

一方、従来大幅な赤字を計上しておりました商品先物取引関連事業につきましては、平成19年7月に同事業を営む連結子会社において、対面リテール取引部門を会社分割により、またホールセール事業部門等を事業譲渡により、それぞれ事業分離を行いました。

これらの結果、当中間期において同事業の営業収益が大きく減少したものの、人件費等を中心に営業費用も大きく減少したことから、第2四半期の収支状況は大きく改善し、黒字体質への転換を達成いたしました。

以上の結果、当中間期の連結営業収益は36億25百万円(前中間期比6.6%減)、連結経常利益は3億15百万円(前中間期実績は1億79百万円の損失)となる見込みです。

また、連結子会社における事業譲渡に伴い当第2四半期において事業譲渡益6億58百万円を特別利益に計上し、連結中間純利益は8億58百万円(前中間期実績は5億10百万円の損失)となる見込みです。

(注)上記、会社分割および事業譲渡の詳細につきましては以下の開示文書をご参照下さい。

○平成19 年5 月10 日付「商品先物子会社の会社分割スキームの変更に関するお知らせ」
○平成19 年5 月15 日付「商品先物子会社のホールセール事業および市場部門の事業譲渡に関するお知らせ、および特別利益に関するお知らせ」

~~~以上、ひまわりホールディングスの発表文からの抜粋~~~

赤字予想から黒字予想に転換となったため市場に驚きをもって迎えられ、今日の株価急騰となりました。

発表文の中で一番重要な部分は商品先物取引関連事業が黒字体質に転換したという記述です。

ひまわりホールディングスはFX事業で黒字を出しているにも関わらず、商品先物取引事業で大幅な損失を出し、総合すると赤字という状態が続いてきました。

しかし、今期は商品先物事業でリストラを行い黒字転換を果たしました。このまま商品先物事業で赤字を出さずにいければ、後期もFX事業で黒字を出すことができるでしょう。

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