楽天証券、上海A株の取扱いを開始

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2016年3月14日、楽天証券が上海証券取引所A株市場に上場する株式(通称:上海A株)の取扱いを開始しました。

以下、楽天証券のウェブサイトからの抜粋です。

上海A株の取扱いを開始しました!

楽天証券は、2016年3月14日(月)の現地約定分から、上海証券取引所A株市場に上場する株式の取扱いを開始します。取扱い銘柄は中国本土の主力銘柄を中心に250銘柄からスタートします。

2014年10月までは海外個人投資家が上海A株市場に、自由に投資することができませんでしたが、中国当局は低迷している株式市場の復興と人民元の流通拡大を目的に、2014年11月に上海・香港ストックコネクト制度を導入し、それにより、上海A株市場の一部の銘柄に制度の枠内で投資することができるようになりました。楽天証券の上海A株取引も上海・香港ストックコネクトを通じてご提供いたします。下がったとはいえ、年率6%台のGDP成長率は世界でも突出した水準です(IMF世界経済見通し2015/10/6)。13億人の人口を抱え、今後も成長が見込める中国株へ直接投資してみませんか?

▼上海A株取引サービスの主な特徴

特徴1 上海A株の主要銘柄を取り扱い

アメリカに次ぐGDP世界第2位の経済大国「中国本土」への直接投資が可能に!日本と比べ、依然として高い経済成長率を維持しています。サービス開始当初は主力の250銘柄を取扱い。以降次々と拡大する予定です。

特徴2 日本円で取引できる

約定代金の決済は日本円で行います。そのためお客様側で為替交換などの手続きが不要。円の預り金を活用して投資いただけます!

特徴3 充実した投資情報を日本語で提供

中国大手投資情報ベンダー「上海大智慧」の傘下にある「DZHフィナンシャルリサーチ」が提供する中国本土や香港市場に関する速報ニュースや業界マップ、個別銘柄情報などを日本語でご覧いただけます!

特徴4 リーズナブルな手数料でリアルタイム取引

手数料は最低500円(税込み540円)とリーズナブル。現地手数料や現地諸費用は楽天証券が負担します。
上海証券取引所が開場日なら、リアルタイムで株式を売買することができます。

■サービス開始日

2016年3月14日(月)の現地約定分より取引開始
注文受付開始は、日本時間2016年3月13日(日)午前7時(システムメンテナンス後)の予定です。

■取引チャネル

  • ウェブ
  • カスタマーサービスセンターによる電話注文

■手数料

中国株式(香港市場)と同じ手数料体系です。

手数料区分 インターネット取引 電話取引

国内手数料

(対約定代金)※

10万円まで 500円(税込540円) インターネット取引料金
プラス2,000円(税込2,160円)
10万円超100万円未満 約定代金の0.5%(税込0.54%)
100万円以上 5,000円(税込5,400円)
現地手数料 なし なし
現地諸費用 なし なし

※約定代金は為替適用レートで計算した円換算金額です。

~~以上、楽天証券のウェブサイトからの抜粋~~

私の知りうる限りでは、大手ネット専業証券として人民元建ての上海A株の取り扱いを開始したのは、楽天証券が初めてです。

ただし、中堅証券会社では内藤証券が2014年から上海A株の取扱いを行っています。

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