6月27日、SBIホールディングスが経営近況報告会向け資料のPDFを自社のウェブサイトで公開しました。
今日は、この資料の中から、個人投資家にとって重要な2点について取り上げてみます↓
1 SBIイートレード証券、SBI証券に社名変更
以前当サイトで、SBIイートレード証券、2008年に「SBI証券」に社名変更という記事を配信しましたが、いよいよ7月1日からSBIイートレード証券の社名がSBI証券に変わります。
SBIイートレード証券の親会社は、SBIホールディングスという社名です。そして、SBIホールディングスは、子会社のネット銀行やネット生命保険などに「SBI」を含んだ社名をつけてきました。
国内でSBIブランドをより浸透させるために、SBIイートレード証券の社名を「SBI証券」に変更するに至りました。
2 ジャパンネクストPTSの昼間取引は2008年10月~12月ごろ開始予定
SBIイー・トレード証券、楽天証券、オリックス証券、クリック証券が参加しているジャパンネクストPTSという株の夜間取引市場があります。
ジャパンネクストPTSでは、SBIイー・トレード証券とクリック証券の顧客は、19:00~23:59の時間帯に加え24:30~26:00の間も株取引ができます。
楽天証券とオリックス証券の顧客は今のところ19:00~23:59の時間帯に株取引ができます。
SBIホールディングスが発表した経営近況報告会向け資料によると、ジャパンネクストPTSの昼間取引は2008年10月~12月ごろ開始予定ということです。
現在の取引時間に加え、午前8時10分から午後4時半も取引できるようにする計画です。
以下、経営近況報告会向け資料からの抜粋です。
- 今後30億円の増資を予定
- 取引時間は8:10~16:30まで連続することを想定
- 昼間取引の「呼び値の刻みは、東証より小さくする予定 (夜間は東証と対応)
- 08年10~12月の開始をターゲットとして現在準備を進行中
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