グリーンシート銘柄とは (株式用語解説)

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グリーンシート銘柄 [読み:ぐりーんしーとめいがら]

祐作:先輩、グリーンシート銘柄ってなんですか?

兜:ふむ、まずグリーンシートの説明からしよう。グリーンシートとは非上場企業の株式を売買するための制度のことだ。で、グリーンシート銘柄とは、店頭取扱有価証券、優先出資証券又は投資証券のうち、証券会社が日本証券業協会に対して届出を行った上で、その証券会社が継続的に売り気配・買い気配を提示している銘柄のことだな。

祐作:なるほど。

兜:グリーンシート銘柄は、その銘柄の発行会社の特徴により、次の4つに区分されている。なお、この区分は、グリーンシート銘柄の届出の際、証券会社が明示するものだ。

1 エマージング (証券会社による審査を行った結果、成長性を有する等によりグリーンシート銘柄として適当であると判断された企業が発行する株券等を指定する銘柄区分)

2 オーディナリー (証券会社による審査を行った結果、グリーンシート銘柄として適当であると判断された企業が発行する株券等を指定する銘柄区分)

3 フェニックス (上場廃止又は登録取り消しとなった銘柄のうち、証券会社において流通性を確保する必要があると判断された株券等を指定する銘柄区分)

4 投信・SPC (優先出資証券及び投資証券のうち、証券会社において審査を行った結果、グリーンシート銘柄として適当であると判断されたものを指定する銘柄区分)

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