楽天市場で楽天ポイントに関する事件が起こりました。
以下、cnetの記事です。
楽天ポイント騒動、キャンペーン付与分は全部取り消し–商品購入分の請求も
楽天だが、2006年の年明け早々にも楽天ポイントのキャンペーンで騒動が起こった。2005年12月10日から各種サイトで実施した「楽天ブックスポイントプレゼント」のキャンペーン企画を早期に切り上げ、ユーザーに付与したすべての楽天ポイント(1ポイント1円)を取り消した。
キャンペーンは、提携しているasahi.comやAOLなどのキャンペーンサイトにアクセスすると、2006年2月28日までの期間限定で利用できる楽天ポイント500円分が取得できる企画だった。楽天の会員がキャンペーンサイトのURLへアクセスすれば誰でももれなくポイントが付与された。そして、このURLがサイトや掲示板に複数掲載されたり、オークションでポイントが売買されたりして話題となってしまった。このキャンペーンを機に新規に会員登録した場合には、さらに300ポイント取得できることもあって、1人で複数の楽天会員アカウントを取得して、大量にポイントを得るユーザーが相次いだ。興味本位で試すユーザーも次々にあらわれた。大量にポイントを取得するための自動ツールやスクリプトなどまで登場する始末だった。
こうした状況を考慮し、楽天では各種キャンペーンを「定員に達した」として予定よりも早期に終了させた。1月9日には「キャンペーンの趣旨とは異なる利用が多数見られたためキャンペーンを中止する」と発表し、今回のキャンペーンで付与したポイントはいったんすべて取り消した。
楽天スーパーポイントは、楽天グループへの顧客の囲みの手段として非常に有効なものですが、今回は使い方を間違ってしまいましたね。
■参考記事
「楽天市場」ポイントキャンペーンでユーザーに混乱