ソフトバンクモバイル、月額980円の「ホワイトプラン」発表 夜間除き同社携帯同士はかけ放題

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2007年1月5日、ソフトバンクモバイルが記者会見を開催し、基本料金が月額980円の「ホワイトプラン」の開始を発表しました。同プランではソフトバンクモバイルの端末間の通話料は1時から21時まで無料、そのほかの通話料は21円/30秒となります。

以下の料金表はソフトバンクモバイル ウェブサイトにあるPDFから抜粋しました。

▼ソフトバンクモバイルの新料金体系、「ホワイトプラン」

<「ホワイトプラン」の概要>(金額はすべて税込価格)
1. 基本使用料 : 980 円/月


















国内通話料 1~21時 21~1時
ソフトバンク携帯 無料 21円/30秒
上記以外 21円/30秒



















国内通信料(第3世代携帯) メール通信料 ウェブ通信料
ソフトバンク携帯 無料 0.21円/パケット
上記以外 3.15~210円/通

※ 他社携帯とのメール通信、およびウェブ通信のご利用にはS!ベーシックパック(月額315 円)のお申し込みが必要となります。


























国内通信料

(第2世代携帯)
メール通信料 ウェブ通信料
スカイ

メール
ロング

メール
スーパー

メール
ソフトバンク携帯 無料 8.4円/通 0.315円/パケット 0.315円/パケット

(SoftBank 6・5)
上記以外 3.15円/通 2.1円/KB

(SoftBank 4・3・2)

※1 スカイメール送受信、ロングメール送信以外のご利用にはS!ベーシックパック(月額315円)のお申し込みが必要となります。
※2 電話番号宛以外(E メールアドレス宛)にスカイメールを送信する場合は、3.15 円/通(税込)となります。

販売開始日
2007 年1 月16 日(火)
※現在ソフトバンク携帯をご利用中のお客さまの「ホワイトプラン」への料金プラン変更は、1 月11 日(木)より自動音声応答サービス(*5535<フリーコール>)およびオンラインサービス「My SoftBank」(パソコンおよび携帯電話)により先行受付開始いたします。

~~~以上、ソフトバンクモバイルのPDFより抜粋~~~

新しく発表されたホワイトプランは、ゴールドプラン(予想外割)基本料金を1900円安くした代わりに「無料通話200分」をなくしたものと考えればいいでしょう。

1時から21時までソフトバンク同士の通話は無料なので、学生や法人に人気が出そうですね。

値段だけ見ると法人にはかなりの人気が出そうです。ただ、通話量の増加で繋がりにくい状態(輻輳)が起きないのか心配になりますが。

以前にも当サイトで書きましたが、携帯電話は一つの基地局(いわゆるアンテナ)で半径数km以内のユーザーをカバーしています。km単位という広い範囲でユーザーをカバーしているため、一つの基地局にユーザーが集中しやすいのです。ユーザーの通話が集中しすぎると基地局がうまく働かなくなり、電話が繋がならなくなることもあります。

PHS事業を行っているウィルコムは2005年から音声定額プランを導入していますが、これには技術的な裏づけがあります。PHSは一つの基地局で半径数十m~数百mのユーザーをカバーします。そのため、ユーザーの集中が起こりにくいわけです。トラフィック(通信量)の分散ができているわけですね。

ソフトバンクモバイルの音声定額プランについては、ウィルコムのような技術的な裏づけがありません。

ゴールドプランを発表したとき孫社長は「うちは第3世代携帯の加入者が少ないからいけるだろう」と言っていましたが、ホワイトプランの加入者が順調に増えたとすると輻輳発生のリスクを抱えることになると思われます。

なお、今日は取引時間中に「15時半から孫社長がソフトバンクモバイルの新プランで社長会見を行う」というニュースが流れたので、ソフトバンクの株価が前日比+50円(+2.05%)と堅調でした。

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