蝶理の株価が急落 不正会計で監理ポスト割り当てにより

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0

4月27日、蝶理の株価が前日比-58円(-17.90%)と急落しました。
26日、東証が蝶理を監理ポストに割り当てたからです。以下、東証のウェブサイトからの抜粋です。

監理ポスト割当て -蝶理(株)-
2006/4/26
当取引所は、蝶理(株)株式(市場第一部 8014)について、以下のとおり監理ポストに割り当てることとしましたので、お知らせします。
1.銘 柄 蝶理(株) 株式 (コード8014、市場第一部)
2.監理ポスト割当期間 平成18年4月26日(水)から当取引所が株券上場廃止基準に該当するかどうかを認定した日まで
3.監理ポスト割当理由
監理ポスト及び整理ポストに関する規則第7条第1号a(j)に該当のため
※上場会社が株券上場廃止基準第2条第1項第11号a前段(「虚偽記載」)に該当すると認められる相当の事由があると当取引所が認める場合
(注) 同社は、本日、平成15年3月期中間決算において、売上の過大計上及び売上原価の過少計上の不適切な会計処理が判明し、半期報告書を訂正する予定である旨の開示を行った。
当取引所としては、本日の同社の開示内容から、半期報告書の訂正内容が重要と認められる相当の事由があると判断し、今後の推移及び同社が訂正報告書を提出した後の審査の結果いかんによっては株券上場廃止基準に該当することとなるため、そのおそれがある銘柄として監理ポストに割り当て、投資者の注意を喚起するものである。

上記の発表の「審査の結果いかんによっては株券上場廃止基準に該当することとなる」という一文の株価に対する影響は大きかったですね。
あと、蝶理は個人投資家に人気があるため、株価が乱高下しやすい銘柄であると思います。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする