2014.12.22 Last Update!
楽天証券にて2014年12月22日から、特定口座で海外株式の取引が可能になりました。
特定口座で、米国株・中国株・アセアン(シンガポール、タイ、インドネシア、マレーシア)株式・海外ETFの取引が可能です。
個人の株式投資における一般口座と特定口座の違いについては、下記リンク先の野村證券のウェブサイトに、わかりやすい解説があります。
楽天証券において、今までは、米国株取引は一般口座でしか行えませんでした。一般口座で米国株を取引した場合、利益が出たら通常その翌年に、税務署に確定申告の書類を提出する必要がありました。
ところが、源泉徴収ありの特定口座で米国株取引を行うと、取引で利益が出たとしても、翌年、必ずしも確定申告をしに税務署に行く必要がなくなります。特定口座を使えば、個人投資家の米国株投資に関する面倒さが一つなくなるわけです。
以下、楽天証券のウェブサイトからの抜粋です。
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海外株式の特定口座サービス開始! ~確定申告がぐんとカンタンになります~
- 2014年12月22日(月)現地約定分から海外株式も特定口座に対応いたします。(予定)
- 大手ネット証券(※)で初めて、「特定口座」でアセアン株式がお取引いただけます。
- 「特定口座」内の国内株式や投資信託と損益通算でき、確定申告もぐんとカンタンになります。
※
大手ネット証券とは、SBI証券、auカブコム証券、松井証券、マネックス証券、楽天証券の5社を指します。
▼「特定口座」を利用してご注文いただけるタイミング
2014年12月21日(日)から、買付注文時に「特定口座」を選択していただけるようになります。
↓画像はクリックもしくはタップで拡大可能
2014年12月22日(月)現地約定分の注文受付スケジュール(予定)
▼海外株式を特定口座で取引するには
特定口座の開設が必要です。
お手続きは必要ありません。サービス開始後、すぐにご利用いただけます。
特定口座の開設をお申込みください。特定口座の開設届出書(お申込書)は、こちらからPDFファイルをダウンロードできます。
はじめに楽天証券の取引総合口座をお申込みください。口座開設のお申込時に、特定口座の開設を同時にお申込みになれます。
▼特定口座とは?
株式や投資信託を「特定口座」を使って取引すると、確定申告がぐんと楽になります。
これまでの国内株式や投資信託に加えて、海外株式(米国株式、中国株式、アセアン株式、海外ETF)のお取引にもご利用いただけます。
- 面倒な損益の計算を楽天証券がお客様に代わっておこないます。面倒な為替の計算も不要です。
- 「源泉あり」なら、確定申告が原則不要になります。
- 特定口座内の国内株式や投資信託と損益通算ができます。
■特定口座と一般口座の比較
↓画像はクリックもしくはタップで拡大可能
▼楽天証券の特定口座で海外株式を取引すると、こんなメリットがあります
煩わしい取引ごとの取得価格の管理から解放!確定申告もより簡単に。
楽天証券がお客様に代わって、確定申告にそのまま使える「年間取引報告書」を作成いたします。「源泉あり」なら、楽天証券が税金を源泉徴収し、お客様に代わって納税までおこないます。
煩わしい取引ごとの管理から解放されるので、取引回数が多くなりがちな、こんなお客様にメリットがあります。
・海外ETFを毎月少額で買い増して、長期の資産形成を実践しているコツコツ投資家
・値動きがダイナミックな米国株で頻繁に売買をおこなうアクティブトレーダー
同じ特定口座内の国内株式や投資信託との損益通算の計算が不要です!
特定口座で取引なさった海外株式は、同じ特定口座内で取引なさった国内株式や投資信託の譲渡損益と通算されます。
また、大手ネット証券で初めてアセアン株式も対象になるので、より広いマーケットへの国際分散投資に対応しています。
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