ネット証券大手の新規口座開設状況(2012年2月分)の順位表を作成しました。
▼ネット証券4社 新規口座開設状況 2012年2月分
順位 | 証券会社名 |
証券口座純増数 |
証券累計口座数 | 店頭FX口座純増数 | 店頭FX累計口座数 |
1 | 楽天証券 | 16,181 (前月比+523)↑ |
1,265,586 | 非公開 | 非公開 |
2 | auカブコム証券 | 4,334 (前月比+1051)↑ |
762,955 | 399 | 41,964 |
3 | GMOクリック証券 |
2,965 |
131,592 | 6,562 | 217,306 |
4 | 松井証券 | 2,659 (前月比+509)↑ |
836,934 |
191 |
68,477 |
番外 | マネックス証券 |
口座数の開示の基準が変わったため計測不能※ |
808,994※ ※稼動口座の数値です |
口座数の開示の基準が変わったため計測不能※ |
53,902※ ※稼動口座の数値です |
番外 | SBI証券 |
非公開 (2011年8月から数値非公開) |
非公開 | 非公開 | 非公開 |
計 | 26,139 | 2,997,067 |
比較表のデータは、各証券会社の開示情報から取得。比較表の作成者は当サイト管理人。
2011年9月度からマネックス証券が、口座数に関する開示のルールを変えています。
2011年8月度までは、単純に「集計した月の月末に存在した口座数」を開示していました。しかし、2011年9月度から稼動口座数を開示するようになりました。稼動口座数とは、各月末時点で預かり資産(信用取引口座の場合は保証金残高もしくは信用取引残高)があるか、もしくは過去一年間に出金を含めた取引があった口座です。
この稼働講座数をカウントするルールは、マネックス証券以外の証券会社は採用していません。なので、マネックス証券と他社の口座数を、単純比較することが不可能になりました。
さて、2012年2月度の口座開設純増数1位は、前月に引き続き楽天証券です。2012年1月の口座純増数は15,658でした。
2位は前月に引き続き、auカブコム証券です。1月の口座純増数は3,283でした。
3位は前月に引き続き、GMOクリック証券です。1月の口座純増数は2,868でした。
4位は前月に引き続き、松井証券です。1月の口座純増数は2,150でした。
▼メモ
2012年2月は、日経平均株価が8,802円から9,723円と大幅に上昇しました。また、東証マザーズ指数は369から391に上昇しました。 日本の株式市場が好調だったので、口座開設数や株式売買高が前月に比べ増加しました。
以下、日経新聞のウェブサイトからの抜粋です。
ネット証券5社売買代金55%増 2月の前月比、個人の意欲回復
2012/3/5 23:39
個人投資家の株式売買意欲が回復してきた。5日出そろったネット証券大手5社の2月の株式売買代金は前月比55%増の8兆6045億円となった。株式相場が一本調子で上昇するなか、様子見ムードだった個人が取引を再開する動きが目立った。増加は2カ月連続。
5社はSBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券、auカブコム証券。5社合計の株式売買代金は、東日本大震災直後の株式相場の乱高下によって売買が膨らんだ2011年3月以来11カ月ぶりに8兆円を上回った。
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