ネット証券大手の新規口座開設状況(2012年1月分)の順位表を作成しました。
▼ネット証券4社 新規口座開設状況 2012年1月分
順位 | 証券会社名 |
証券口座純増数 |
証券累計口座数 | 店頭FX口座純増数 | 店頭FX累計口座数 |
1 | 楽天証券 | 15,658 (前月比+151)↑ |
1,249,405 | 非公開 | 非公開 |
2↑ | auカブコム証券 | 3,283 (前月比+776)↑ |
758,621 | -251 | 41,565 |
3↓ | GMOクリック証券 |
2,868 |
128,627 | 6,754 | 210,744 |
4 | 松井証券 | 2,150 (前月比396)↑ |
832,125 |
196 |
68,286 |
番外 | マネックス証券 |
口座数の開示の基準が変わったため計測不能※ |
807,918※ ※稼動口座の数値です |
口座数の開示の基準が変わったため計測不能※ |
53,910※ ※稼動口座の数値です |
番外 | SBI証券 |
非公開 (2011年8月から数値非公開) |
非公開 | 非公開 | 非公開 |
計 | 23,959 | 2,970,928 |
比較表のデータは、各証券会社の開示情報から取得。比較表の作成者は当サイト管理人。
2011年9月度からマネックス証券が、口座数に関する開示のルールを変えています。
2011年8月度までは、単純に「集計した月の月末に存在した口座数」を開示していました。しかし、2011年9月度から稼動口座数を開示するようになりました。稼動口座数とは、各月末時点で預かり資産(信用取引口座の場合は保証金残高もしくは信用取引残高)があるか、もしくは過去一年間に出金を含めた取引があった口座です。
この稼働講座数をカウントするルールは、マネックス証券以外の証券会社は採用していません。なので、マネックス証券と他社の口座数を、単純比較することが不可能になりました。
さて、2012年1月度の口座開設純増数1位は、前月に引き続き楽天証券です。2011年12月の口座純増数は15,507でした。
2位は前月からワンラックアップで、auカブコム証券です。12月の口座純増数は2,507でした。
3位は前月からワンランクダウンで、GMOクリック証券です。12月の口座純増数は2,714でした。
4位は前月に引き続き、松井証券です。12月の口座純増数は1,754でした。
▼メモ
2012年1月は、日経平均株価が8,455円から8,802円とわずかに上昇しました。また、東証マザーズ指数は396から369と下落しました。
以下、日経新聞のウェブサイトからの抜粋です。
ネット証券5社、1月の売買代金9%増 3カ月ぶり増
2012/2/3 22:42
ネット証券大手5社の1月の株式売買代金が3日出そろい、合計で前月比9%増の5兆5386億円になった。増加は3カ月ぶり。株式相場の上昇で個人の投資心理が改善し、約8年ぶりの低水準にとどまった昨年12月からやや持ち直した。
5社はSBI、楽天、松井、auカブコム証券(旧カブドットコム証券)、マネックスの各証券。信用取引を手がける個人の多くは昨年の株安で含み損を抱えていたが、年明け後の相場回復で買い建玉の整理売りが進んだ。
売買代金が14%増えた楽天証券では「身動きの軽くなった投資家が新規の買いを入れ始めた」という。マネックス証券は大口顧客の動きが鈍く売買代金は7%減ったが、「約定件数は現物取引、信用取引ともに増え、顧客の売買は戻りつつある」としている。
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