ネット証券大手5社の口座開設数ランキング 2010年4月分

ネット証券大手5社の新規口座開設状況(2010年4月分)の順位表を作成しました。

▼ネット証券5社 新規口座開設状況 2010年4月分

比較表のデータは、各証券会社の開示情報から取得。比較表の作成者は当サイト管理人。

1位は前月に引き続き、SBI証券になっています。なお、2010年3月の純増数は16,354でした。

2位は前月に引き続き、楽天証券です。3月の口座純増数は13,396でした。

3位は前月に引き続き、、マネックス証券です。3月の口座純増数は3,715でした。

4位は前月からワンランクアップで松井証券です。3月の純増数は2,978でした。

5位は前月からワンランクダウンで、auカブコム証券です。3月の口座純増数は3,653でした。

▼メモ

■2010年4月は日経平均株価が11,089円から11,057円と横ばいで推移。東証マザーズ指数は450から504と上昇しました。

日経平均が一時11300円を超え、新興市場も活況だったため、4月のネット証券大手5社の売買代金は、3月に比べ約22.5%増えました。

ネット証券５社、４月の売買代金は前月比22.5％増

　大手インターネット証券５社の４月の株式売買代金は前月比22.5％増の10兆4265億円となった。売買が７兆円を割り込んだ２月から２カ月連続で増え、10カ月ぶりの高水準だった。新規上場した第一生命保険株の売買が月初に膨らむなど、個人投資家の投資意欲がやや改善した。

　５社はＳＢＩ証券、楽天証券、松井証券、auカブコム証券、マネックス証券。

　１日あたりの売買代金は4965億円で前月比で28.4％増えた。「全体的に相場の変動幅が大きくなり、収益機会が増えたため、信用取引だけでなく現物取引でも参加する投資家が増えた」（カブコム）という。

2010/5/10 18:21 日本経済新聞電子版 より抜粋

■月間の口座開設純増数で楽天証券がSBI証券に肉薄しています。楽天グループのユーザーに、自社の広告を見てもらえる楽天証券の強みが出てきたようです。また、今年の楽天証券は、キャンペーンで楽天ポイントを大盤振る舞いしており、それも口座開設数が増える要因となっています↓

楽天証券、「口座開設と入金で3200楽天ポイントプレゼント」キャンペーン実施

■松井証券のFX口座開設純増数が下落傾向にあります。スプレッド縮小など、なんらかの対策を行わなければこの傾向は続くでしょう。逆に、マネックスはFXの口座開設数が増えています。

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