電気検査装置メーカーOHT(オー・エイチ・ティー)株の信用取引を巡り、顧客の代金未払いで証券会社に巨額損失が出ている問題についてですが、共同通信からauカブコム証券の損失についての情報が配信されています。
以下、7月25日付けの共同通信の記事からの抜粋です。
カブコムは損失2億円 OHT株暴落で
電気検査装置メーカー「オー・エイチ・ティー」(OHT、福山市)の株価が暴落し、顧客の代金不払いで証券会社に巨額の損失が出ている問題で、インターネット専業大手のauカブコム証券は二十四日の四半期決算発表で、同社の損失が約二億円に上ることを明らかにした。
斎藤正勝社長は「各社で共同戦線を張って代金の回収に努めているが、簡単ではない」と話している。
損失を抱えた証券会社は三十社を超えるとされ「被害総額は百億円に達する可能性がある」と指摘する関係者もいる。これまでに大和証券が約十億円九千万円の損失を発表している。
auカブコム証券ですが、今のところIRページではOHT株に関するプレスリリースを掲載していません。遅くとも今週中にはプレスリリースを出してもらいたいものです。東証一部上場企業なのですから。
ただ、新聞社の記事のおかげで、上場している証券会社に関しては、OHT株による損失額の概要がかなり判ってきました。あとは非上場企業の損失額が判ればいいのですが・・・。
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